おはようございます😊

今日は8月30日の誕生花
その一つに「スパティフィラム」があります。



スパティフィラムの花言葉 『上品な淑女』『清らかな心』

【元気を取り戻した娘と母親の物語】

ある高級住宅地に住む40代の女性が、娘の教育に悩んでいました。

彼女の娘は、お受験のために一生懸命勉強しているものの、周りとの激しい競争に疲れ、次第に心の元気を失っていく様子が見て取れました。

勉強ができることや、良い大学に入ることが将来のために大切だと考え、彼女は娘に「もっと勉強しなさい」と言い続けてきましたが、娘の疲れ切った姿を見ていると、心が痛む日々が続きました。


カウンセリングルームでの相談
そんなある日、彼女は房江先生のカウンセリングルームを訪れました。

「先生、娘のために一生懸命頑張ってきましたが、娘が日に日に疲れていくようで、どうすればいいのかわからなくなってしまいました。」
女性は不安そうな表情でそう話しました。

房江先生は静かに頷き、スパティフィラムの美しい白い花を見せながら話し始めました。

「このスパティフィラムは『上品な淑女』『清らかな心』という花言葉を持っています。あなたの娘さんもこの花のように、上品で清らかな心を持つ女性に成長してほしいと願っているのでしょう?」

女性はその言葉を聞き、ハッとしました。

「そうですね…確かに娘には、優しくて思いやりのある人に育ってほしいと思っています。でも、勉強ばかりを押し付けてしまって、それを忘れてしまっていたのかもしれません。」

房江先生はさらに続けました。「もちろん、勉強や良い大学に進学することも大切です。しかし、人生で本当に大切なのは、他人を思いやる心や明るく前向きな性格です。今、娘さんに必要なのは、勉強のプレッシャーから少し解放され、自由にのびのびと過ごす時間かもしれません。」

女性はそのアドバイスに深く頷きました。

「先生のおっしゃる通りです。もう少し娘を自由にさせて、彼女の心を大切にしていきます。」

・・・

女性は房江先生のアドバイスを受け、娘に勉強を強いることをやめ、自由な時間を尊重するようになりました。

数日後、娘の様子に変化が現れました。朝起きるときの表情が少し明るくなり、何かを楽しむ余裕が見えてきました。

ある日、娘が母親にこう言いました。

「お母さん、今週末、一緒に映画を見に行かない?ずっと観たかった映画があるんだ。」

女性は驚きつつも嬉しさを隠せませんでした。「よし!行こう!最近、忙しくてあまり一緒に出かけることがなかったものね。」

映画の帰り道、二人は寄り道してショッピングモールに立ち寄りました。娘はお気に入りの洋服店に入り、楽しそうに服を選び始めました。

「お母さん、これどう思う?私に似合うかな?」
「すごく可愛いわよ。あなたらしい色だと思う。」

娘が笑顔で試着室に向かう姿を見て、女性は自分の心が軽くなるのを感じました。

「娘が笑顔でいるのが、こんなにも私にとって幸せなんだ」と、女性は心の中でそう感じました。


映画館では、二人ともポップコーンを手にしてリラックスした時間を過ごしました。映画が終わると、娘は楽しそうに映画の内容について話し始めました。

「お母さん、あのシーン覚えてる?すごく感動したよね!」
「そうね、私もあのシーンには胸が熱くなったわ。これからは、もっとこんな時間を持ちたいわね。」

女性は娘とのこうした会話や、リラックスした時間を楽しむことが、何よりも大切だと実感しました。

・・・

「先生、あの時のアドバイス、本当に感謝しています。娘と一緒に映画を見に行ったり、買い物に行ったりするようになって、少しずつですが、娘が元気を取り戻してきたんです。勉強のことをあまり気にしなくなったら、かえって娘が自分から勉強するようになったんですよ。」

房江先生は優しく微笑んで言いました。

「それは素晴らしいことですね。娘さんが、心から楽しむ時間を持つことで、自然とエネルギーが湧いてくるのでしょう。スパティフィラムのように、清らかな心と優雅さを持ちながら、成長していけることを信じています。」

女性は深く頷き、これからも娘の心を大切にしながら、一緒に過ごす時間を大切にしていく決意を新たにしました。

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房江先生がお忙しいため代わりに、
アシスタントの辻がブログを更新しています😊