宙組東京公演千秋楽前に発表された『WEST SIDE STORY』の配役について。
1998年月組(真琴つばささん主演)、1999年星組(稔幸さん主演)は1000days劇場で観劇しました。
うわー、20年も前になってしまうのか
当時、母のコレクションである初演(古城都さん主演)時の公演パンフレットを熟読してから観劇したことを覚えています。
その前に映画版を何度かテレビで観たことがありました。
(「○○ロードショー」って、ありましたよね)
でも、舞台版と異なる設定もありましたよね。
トニーとマリアの♪Tonight♪、ジェット団の♪Cool♪が特に印象に残っています。
ジョージ・チャキリスとリタ・モレノ、そしてナタリー・ウッドはしっかり顔も覚えているのに…
トニーが思い出せないという
整ったイケメン過ぎると印象が薄くなるのかしら。
今回の宙組公演での話題は、和希そらさんのアニータですかね。
リタ・モレノ、そして1998年月組公演の樹里咲穂さんがインパクト大だったアニタ。
(今回は、アニータ表記なんですね)
『ロミジュリ』で言えば乳母。マリアとのコンビネーション、そして二幕目のドックの店での芝居が見せ場!
歌もダンスも巧いそらのアニータ、キキちゃん(芹香斗亜さん)との絡みも注目ですね。
キキちゃんはベルナルド。
マリアの兄でプエルトリコ系アメリカ人。
シャーク団のリーダーで、ティボルトの役どころ。
マキューシオに当たるポーランド系アメリカ人でジェット団リーダーリフは桜木みなとさん。
恋人役がグラジェラ(結乃かなりさん)。
アクションは、初演時に榛名由梨さんが演じた攻撃的な血気盛んな役。
てっきり、蒼羽りくさんに配されると思っていました。
ダンス場面も目立ちますし。
で、配されたのは瑠風輝さん。
チャンスですね!
(1999年星組での音羽涼さんのキレキレダンスが印象深い役です)
しっかり目立ってください
ゆうひちゃん(大空祐飛さん)、1/2新人公演主演でもあるこの作品、本公演ではマリアの婚約者チノを演じていました。
『ロミジュリ』パリスの役どころ。
蒼羽さんが配されました。
ジェット団の明るくお調子者的なA-ラブ、一番の年少で背伸びした付いていくベイビージョン、ファイテングシーンが見せ場のディーゼル等、男役はチャンス!
娘役は、「○○の恋人」的役どころが大半。
ロザリアに歌があるけれど。
ジェット団の男勝りの少女エニーボディーズが夢白あやさん。
やっぱり、来た。
ポイントになる役ですからね。
ローレンス神父の役どころドックに英真なおきさん。
ジェット団の理解者でドラッグストアの店長。
1999年星組版では、夏美ようさんが演じました。
英真さん、その星組版ではシュランク警部補でした。
プエルトリコ系のシャーク団を嫌っている
NY市警の警部。
今回は、組長寿つかささん。
シュランク警部補の部下、巡査部長クラプキに松風輝さん。
ジェット団から嫌われている役ですね〜。
誰もが「知ってる!聴いたことある!」バーンスタインの美しい曲の数々。
ワクワクしながら、新トップコンビのお披露目を待ちたいと思います。