あなただから、みんな幸せなんだよ、きっとね。 | 『かあやん』こと西山典子のブログ

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オレ様1号にとっては妻、オレ様2号にとっては母である
かあやんの日常、気づき、面白かったことなどを皆様に共有します。
少しでも気楽に気軽になるお手伝いができたら嬉しいです。

母親業に真面目か不真面目か?って聞かれたら、わたくしかあやんはとっても真面目なんです。


わたし、そうはみえないけど、ひとに頼るのが下手くそなのです。
忙しくて寂しそうな母親に育ててもらって、いつの間にか「自分でやらなきゃ」「ひとに頼らないようにしなきゃ」と思い込んでいるフシがある。


だから、真面目に母親しようとしてるんですけど、行動がなぜか不真面目になってしまう。





たとえば、、、、



〈幼稚園の頃〉
母親として真面目に栄養を考えて、バランスの良い食事をさせようと思うんです。
でも、面倒だからたくさん作って三食同じ物出してしまう。

オレ様:「かあやん、どうしてうちは、朝ごはんと、お弁当と、夜ごはんが一緒なの?」
かあやん:「それはね、夜ごはんの時にたくさん作って、余るから朝も食べて、さらに余るからお弁当に入れるんだよ。」
理由じゃなくて、状況を説明してごまかす。




〈小学校の頃〉
野菜がとれて身体が温まる鍋料理がお気に入りのかあやん、ある日の夕食をラーメン鍋にしてみた。
その日の給食がラーメンだったオレ様(息子)が
早速文句を言ってきた!

かあやん:「給食は何ラーメン?」
オレ様:「醤油ラーメン」
かあやん:「あ、うちは味噌ラーメンだから。」
オレ様:「あ、なーんだ!味噌か!それなら大丈夫だね!!っていうと思う??!」
オレ様のノリツッコミが上手くなった小学校時代。



〈中学校の頃〉
親として学校の先生にお願いできることは精一杯やろうとしましたよ。

かあやん:「先生、なるべく選択肢は多い方がいいと思うんです。だから、一般の高校受験だけでなく、推薦もどうか宜しくお願いします。」

先生:「もちろん、推薦をご希望であれば学校側は推薦いたしますが、推薦で落ちると落ち込んで一般受験にまで響くお子さんもいます。それは大丈夫ですか。」


オレ様:「ああ、俺は大丈夫!そんなことで落ち込まないし、落ちる気もないから。」


先生:「(しばし調べものをする)、、、、、。
お母さん、お子さんは、推薦で行ける学校がありません。」

親も子もそろって、基準点が足りないことに気づいてなかった。イタタタ。




ズボラで面倒くさがり、だけど真面目にまっすぐ家族を愛しているかあやんは、いつもちょっとおかしな失敗ばかり。



私が、『できる母』『できる妻』を目指して、テキパキテキパキ、しゃんしゃん、ドンドンやっていたら、今とは違う家族になっていたよね。


他のタイプのお母さんの元に生まれていたら、息子はもっと勉強できる子供だったかもしれないけど、今みたいなしっかり自分を持った人にならなかったと思うんだよね〜。




夫は、元々が『できる人』なので割と自分にも他人にも厳しい目を持ってる。
でも、身近にこんなにいろいろ『できない妻』がいると、許さなきゃ仕方ない。
大好きな妻が失敗ばかりしていたら、それをずーっと正しながら生きるってしんどいもん。
仕方ないなぁって諦めて、もういいよいいよって許していくしか、仲良く暮らしていけない。


わたしはわたしで、『自分でなんとかしなきゃ』『ひとに頼ってはいけない』と思いがちなんだけど、『許される』『助けてもらう』を日々やっているうちに、大いなるものから『ありがたい』っていう体験をさせられているような、、、。




だから、ね。





どんなお母さん、どんな奥さんでも、きっと大丈夫!!




あなたが、あなたらしくいるだけで、きっとみんなが幸せ。(^ ^)