1000000YEN
この一年間見た映画が100本くらい貯まったので、しばらくはそれらを一本ずつ紹介していきたいと思います。
内容はあまり覚えていないので、僕の感じた雰囲気を大切にしたレビューになります。
少し空間と場の持つ雰囲気に重点を置きながらレビューしたいと思います。
まずはこの映画から
■百万円と苦虫女
主演 蒼井優
・百万円
百万円という金額の設定の分かりやすさがいいなぁと思った。
百万円ってもちろん大金なわけなんですが、意外に貯めれない事もなさそうな金額だけれどもなかなか貯まらない金額。
と同時に、小さいときもよく何かある度に
「百万円ね!」
とかいってた記憶がある。
百万円という言葉自体が、とっても不思議な雰囲気を持っているように感じた。
・お引越し
映画の軸は、百万円貯まったら引越しするっていうこと。
引越しの時に、主人公は必ずお気に入りのカーテンを持って移動する。
そして引越し先のマドにまずカーテンを架ける。
もちろん開口の高さは、その部屋ごとに微妙に異なっている。
当然の事ながら、引越し先によっては、カーテンの丈が短くてなってしまうので、カーテンの下から光が入ってくる部屋もある。
また、ある部屋では丈が長すぎて引きずっている時もある。
そんな風に丈の長さが少しづつかみ合っていないところが、とっても新鮮なんだけれどもどこか懐かしい感じがした。
■まとめ
百万円の持つ雰囲気、随所に出てくるカーテン。
どれも普段の生活で感じられる事柄なんだけれども、その事柄がとても愛らしくて時に悲しい。
僕も百万円貯まったらお引越して、カーテンをズルズル引きずってみたいな。
原田郁子 - やわらかくて きもちいい風
http://www.youtube.com/watch?v=p4FlGZuHVsE&feature=related