先日、野田地図…正式にはNODA•MAP??さんの舞台を初めて見てきました
『正三角関係』
今回のメインでの出演する方は、松本潤さん、永山瑛太さん、長澤まさみさん‼️なんとも豪華✨
作り直してからの芸術劇場中ホールも初めてだったので、とっても楽しみに行ってきました(*ˊ艸ˋ)♬*
写真より下は、盛大にネタバレブログです。
大丈夫な方だけお進み下さい
今回は野田さんが12年ぶりにご自身で作演出する舞台に立たれる&松本潤さんも久しぶりの主演舞台&この2人がタッグを組むのは初めて…って訳で、物凄いチケット争奪戦だったそうです。
前情報を何も知らず、ただ「見たことがないからみたい!」という単純な理由だけでしたが、抽選にあたりラッキーでした。
しかも、今まで見てきた商業演劇はいくつもありますが、こんなに顔がハッキリ見える席で見られたことは初めてで……やっぱり近いって凄いですね。
色んな圧がさらに伝わってくる席でした。
新しい芸術劇場の中ホールは、中の壁が煉瓦造りになっててとっても可愛い作りになってました(*ˊ艸ˋ)♬*
そして、今回の舞台セット。煉瓦造りではないですが箱が棚に埋め込まれてて煉瓦造りのホールとの相性がとても素敵♪どんな舞台が繰り広げらられるのかワクワクしながら開演をまてました。
そしてぶたいがはじまると…
言葉の応酬がめっっっっっちゃ凄い!
一体どこまでが台本で、どこからがアドリブなのか
時々、私にある現象なのですが、世界を理解するまで日本語が外国語のように聞こえていました。単語単語に集中しないと置いていかれる〜(笑)
中でも竹中直人さんと野田さんの言葉合戦は…贅沢でとても笑えました。
ででで、松本さんってあんなに大きいんですね
テレビの画面で見てると細そうなイメージばかりが先行していましたが、とってもどっしりと構えてて、物語を引っ張って行く謎めいた花火師がぴったりでした。
あーゆー少しやさぐれてる役ってテレビではなかなか回ってこないと思うので、舞台ってこういうところがいいよね!って思いました。
長澤まさみさんは、透明度が凄い!!!
一言発しただけで、他の方からは感じない透明感や神聖な感じが…本当素敵でした
長澤まさみさんもテレビだと ハッチャケたものが多いし、映画だと最近は重々しいものが多くて、こんなにも透明感のあるお芝居をなさるなんて衝撃でした
そして、この透明感たっぷりの長澤まさみさんが大好きなので、こういうのをもっと見せてーーー!って感じです。
色んなプロディューサーの方…是非お願いしますっ!!!
しかも、今回は1人二役で男と女を演じてて、どちらも芯のある生き方をしている感じが「やっぱり長澤まさみさん」って感じでした。
すごくすごく凄ーーーーく、見ることができて良かったです♪
そして、兄弟役最後の1人 瑛太さん。
真面目な役だけど、めちゃボケてるところがツボでした。
瑛太さんのためだけに作られたノートに模したプロジェクターの舞台セットが大好きです(笑)あれが出てくるたびに笑ってしまった。あとカエルも🐸
すごく前にグイグイ出てくる役じゃないのに、この家族にはいないといけない感じが素敵でした。
ってゆーか、この御3方って実際に存在するんですね(笑)単純にそんな感想も湧いてきました
そんな三人が主軸で進んでいくお話でしたが、野田地図さんって、商業演劇だけど…なんて言ったらいいのでしょう…。大きな舞台セットがぐるー!盆が回ってドーン!って感じではなく、「ここにあるテープがだんだんボクシングリングになって行く」とか「布が覆い被さると地表になって行く」とか、演出がとても下北やら中野やらを思い浮かべさせるものが多くて。でもそれがプロの強い思いと巧妙な手にかかるととても素敵に見えて。
こんな商業演劇もあるんだって驚きでいっぱいでした。
とにかく野田地図は私の中で、「大きい舞台の常識」と思ってたものを壊しまくる衝撃の大きい舞台でした
見に行けて良かった〜♪
今年は まだ他にも大きい舞台を見に行くので、そっちも楽しみ〜(*ˊ艸ˋ)♬*
私もいつか大きな舞台やってみたいなぁ〜。