全国各地にある高野連の中でも、北海道高野連のHPが最も優れているように感じる。まず、過去を含めて内容・データが充実している。全試合、事細かく見れるのはすごく助かる。試合速報も速いし、トーナメント表も綺麗で見やすい。

 

とにかく仕事が早いんだよ。むしろ早すぎるくらい。こんな熱心なHPは他にあるだろうか?背中の痒い部分にも手が届いているしね。北海道高野連、☆3つ(最高評価)です。

 

ちなみに一番見にくい(息してるか分からない)県は・・やめとこ。

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【北海道大会】

1回戦

●駒大苫小牧×札幌第一〇

・・・強力打線が武器の札幌第一は支部予選3試合で32得点。対する駒大苫小牧は、支部予選4試合で6失点の投手力が売り。強打の札幌第一vsディフェンス力の駒苫という構図。

 

予想は迷ったけど札幌第一をチョイス。多少のビハインドはお構いなし。そんな攻撃力がありそうな点に惹かれた。

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●札幌大谷×旭川実〇

・・・148km右腕・田中君(旭川実)は一冬越えて本格化の兆し。増量効果で球威がUP→秋から大きく進化。ロッテにいる兄同様、高卒プロ入りを狙う。打線もまずまずな印象。

 

対するのは新体制(駒苫で甲子園連覇を経験した五十嵐氏が監督に)となった札幌大谷。総合力では決してヒケを取らない。中でも長打力を秘める打線が魅力。

 

投手陣では安定感のある右腕・内野君に加えて、左腕・佐々木君が台頭。公式戦初先発となった試合では6回10奪三振をマークするなど、左の切り札として期待できそう。ポテンシャルの高い奥尻島出身の181cm右腕・菊地君も待機。

 

予想は難しい。札幌支部(南)・旭川支部(北)という激戦を勝ち抜いた両校。簡単に行かない試合が想定される。うーん。

 

トーナメントの後半だったら札幌大谷をチョイスしたかもしれないが明日は初戦。決め手になれる田中君(旭川実)が良い状態で戦えるのは大きいかなとの判断。それぐらい良いピッチャーなんで。

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〇北海×帯広大谷●

・・・センバツでは大阪桐蔭に屈した北海だが、道内では負けられない。エース右腕・松田君(2年)が、右肘痛の影響でベンチ外なのは気になるが、投手層が厚いので何とかなりそう。支部予選で札幌日大相手に好投した左腕・浅水君(2年)、神宮で投げた変則右腕・新屋敷君、甲子園で投げた右腕・大澤君などで回すのかな?1年生コンビ(小野君・橋本君)も既にデビュー済みだし、夏に向けて育成しながら戦う感じになるか。きっと、経験値の高い野手陣がサポートしてくれるはず。

 

対するのは秋季全道ベスト4の帯広大谷。右腕・市村君を軸とした継投策が基本(たぶん)。支部予選は3試合で無失点。打線は3試合すべてにおいて2ケタ安打をマーク。その時の相手と北海を同等に見ることはできないが、投打ガッチリの展開で全道に進出してきている点は見逃せない。

 

予想は北海で行くが、帯広大谷は侮れない相手。育成に重点を置きすぎると足元をすくわれる。