刑務所の体育大会、途中の雨で中止の予測。だけど

最後まで続けられて、毎年の感動のリレーに掌が痛く

なるほどに拍手。頑張ってほしいと、すべての入所者に

手を合わせていました。私もつくづく齢を重ねたのだと、

そんな話を福田会の施設長さんと語り合ったり。

涙もろくなったのかな、何でも感動している。

 高校生の君と向き合った夜、やはり時代という背景

の移ろいに追いついてゆけない焦りを覚えてしまいました。

四杯も麦茶を飲む君も、のどが渇くほどに緊張をしていた

のだろうか。でも、「顔を見て話そうよ、目を見て話そうと言ったら

」君の気に障ったらしくて、テーブルにコップをぶちつけてしまった。

お母さんは、家庭での君の行動を知っているからか叱られたけど、

実際に見てないと、私もお話だけでは分からないことばかり。ゆっくりと君の人生、歩きたい方向が見つけ出せたらいいね。そう祈っています。

  

 昨日は、滋賀県の近江市の更生保護婦人会の方々がね四十一人もおいで下さった。バスの中で募金を募って下さったのだと言われ、会長さんから手渡され、沢山のバザー品も。私たち家族は何とも幸せ者です。しみじみと思いました、しかも、余ある人たちの情を頂いて、もったいない限り。

 

 馬になりたい 立ったまま眠れる馬になりたい

 私の周りには 温かい人が多すぎて

 足を向けて

 眠れる場所がないから

 私は馬になりたい

              (福井県小浜市  山崎ゆかりさんの詩)

私の大好きな詩を改めて呟いてみる。重度の障害者として生まれた

山崎ゆかりさん。今日も、この詩を幾度となく呟いていた。

どなたかと思いを共有したくて、呟きを大きな声にしています。