映画「ゲゲゲの謎」の中で、
片目で見る位で丁度良い、
というような台詞が出てきました。
確かに、
私達は見え過ぎ、なのかもしれません。
五感による知覚の割合は「視覚」が８０%以上と言われています。
私達は「目に見えるもの」でほとんどのことを認識してるんですよね。
「目に見えるもの」が、世界の真実だと思い込みやすい、
とも言えます。
だからこそ逆に「目に見えるもの」によって誤解することも多いわけです。
「目に見えるもの」が真実とは限らない場合も多いからです。
むしろ、安易に知覚しやすいからこそ、
判断を間違いやすい、とも言えるかもしれません。
今、見える世界が全て、
と思ったら、
それが新しい、自由な世界を創ることを困難にしてしまう可能性もあります。
なぜなら、
「目に見えるもの」、
は、
「目に見えないところ」から生まれるからです。
「目に見えるもの」は、
決して幻想ではありませんが、
真実の全てでもありません。
まあ、絵を描くことを仕事にしていて、
こんなこと言うのもなんですが(笑)
ただ、絵描きとか、あらゆるクリエイターは、
元々は何もないところから、
何かを創っていく人達で、肉眼では見えないけど心の目で捉えている何かを目に見える形にしているので、
目の前の現実だけに捕らわれてはいない、
とも言えますが、
でもこれは特別な人たちに限らず、
誰もが元々は、
目に見えないところから、
あらゆる現実を創造している、というのがこの世界の仕組みだと思います。
だから、
自分の内側にある自由な世界をもっと見てみよう。
ただ、ある程度は目の前も見ないと壁とか障害物にぶつかったりするので、
片目で見る、位の比率で現実も見ましょう(笑)
というわけで、
「ゲゲゲの謎」を見ながら感じていたことでした。
ちなみに、
狐、狸、鼬、カワウソは、
視覚を使って人を化かしてくるから要注意です🦊w
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