おとぎ話が深まる🤿
タロットで見るおとぎ話リーディング✨



「竹取物語」

謎深き名作。




作者不詳なので、
真相がわからないまま、
読み手は好きなように考察するしかないので、
私もそのように。



さあ、
出たカードは、

13番「死神」!☠️

いきなり深いです。




タロットの「死神」は、
死をそのまま象徴してるわけでなく、

終わらせる、
手放す、
ある段階から卒業する、

という意味合いがあります。



終わらせることで、形を変え新しい次元に移行する。




その循環の中で、
笑ったり泣いたりしながら
たくさんのことを経験し、
進化していきます。



ワンネスの状態のように、
他と自分との比較がなければ、
個=エゴもないので、
苦しんだり悩んだりすることもないのだと思います。



この地球というのは、
そのしがらみをあえて経験する為の世界とも言えるのかもしれません。



「竹取物語」の中でも、かぐや姫が言っていました。

あの国(月)の人々は、
皆、清らかな心で
憂いや悩みなどないのだと。



だからこそ、
月に帰れば、ここ(地球)で感じている感情の全てを失くしてしまう、

今はそこに帰りたいと思わない、
とも言っていました。




「竹取物語」の中では、
かぐや姫が犯した罪への罰として、この地球に下ろされた、

と言っていましたが、

かぐや姫は、この地球で生きている内に、
これまで抱かなかった、情や憂いを知って、
それを手放しがたくなったのかもしれません。



かぐや姫にとって、
この世界を離れる=感情を手放す=地球で生まれた「個」を手放す、

というのは、ある意味「死」とも言えるのかもしれません。

(最後に帝に不死の薬を渡したのも、なんか意味深)



形を変えながら循環し続ける「生」の国から、
調和と普遍の世界に移行したかぐや姫は「死」を迎えた、
とも言えるのかな、と思いました。



なんか、これに伴って、
思い出したのが、
アダムとイブ。

イブは知恵の実を食べて、自分と神は別の存在である、
という自我が芽生えて、
恥じらいというものを感じ、

そして、永遠の楽園エデンを追放されました。

自我、
…やっぱり心のどこかで求めてしまうんでしょうかね。