【人魚姫をタロットで見てみました】
おとぎ話のお姫様を、
タロットを通して見てみると…
これまで気付かなかった、
登場人物たちの深い気持ちや
ストーリーに隠されたメッセージに気づき、
またそれを通して、
改めて、彼女らがお姫様たる所以もわかってきます。
それらをひとつひとつ学びながら、
私たちの中に眠るお姫様力を呼び覚ましていきましょう👊✨
まずは、
「人魚姫」🐟️
まず思い付いたのがこのお話です。
何故かと言うと、
やはり小さな頃からこのお話には解せぬものがあった(-.-)
からです。
王子様を助けて、彼に恋をして、
足を失って、歩く度に激痛に耐えながらも想いを伝えられず、
彼の為に自らを犠牲にする
(原作ではこの後風の精霊になりますが)
ことを選んだ人魚姫。
そんな話があるかい( `Д´)/
と、幼心に腑に落ちない話でした。
ということで、
タロットを引いてみたところ、
出てきたのは
「恋人たち」👭のカードでした。
「恋人たち」のカードは、
ただ幸せな恋愛、
という意味に留まらず、
自分の中の、
男性性と女性性の統合、
とか、
また、
「自分の意思で選ぶ」、
という意味もあります。
大アルカナ6番目にあたるこのカードは、
それまでは、
この世界に登場し、
周囲の存在から社会的秩序とか、ルール、モラル等を学んだ上で、
初めて、自分の意思で何かを選らんでいく、
というカードです。
という風に、物語を振り返ってみると、
人魚姫も自ら選択し続けていますよね。
王子様と出会ったのは運命的だったとしても、
彼を助け、
王子に会うために魔女と取り引きし、
王子の側で過ごし、
最後は王子をナイフで刺さずに自ら海の泡になることを選びました。
ひたすら、自分のしたい方へ、
お姉さんたちに説得されても、
最終的には自分の本当に望むことだけを選択し続けました。
そう思えば、なんとなく納得できるかな。
子供の頃はなんだか王子にも腹を立てていましたけど、
結局誰も悪くないんですよね。
人魚姫は自分の想いのままに生き抜いた、
とっても純粋で美しい存在です。
ちなみに、
人魚は死んでも泡になるだけですが、
風の精霊は然るべき期間が過ぎれば魂が与えられ、天国に行けるそうです。
自分の望みに純粋に真摯に向き合っていくことは、
宇宙の流れにもかなっていますよね。
人魚族の中でも、なかなか稀有な人魚姫(´- `*)
ですが、
本当にピュアであることは
大事ですね。