前日から立て続け。

珠洲の太鼓演奏で龍笛の能登浅略を演奏してから、翌日は、福井県護国神社で雅楽を演奏しておりました。

昨日の北陸中日新聞の紙面ですが、

前日に福井の同系列の新聞の取材を受けて、石川県版にもシェアしたとのことですが、

ただし、この記事には若干間違いがあり、それは、

羽黒神社の氏子は２割いなくなった、のではなく、２割しか残らなかった、

つまり、８割がいなくなったのです。(数軒は仮設住宅住まい)

もともと、福井県護国神社の宮司は知り合いですが、今回、七尾市のO氏(篳篥)を通じて、能登出身で今は富山の神職D氏と三人、被災した神職で演奏をお願いしたいとのことで、

早朝５時すぎに珠洲の仮設住宅を出て、羽咋で合流、遥々やってまいりました福井県護国神社。

終戦の日のみたま祭りで、お国のために尊い命を捧げられた英霊に、感謝を捧げ、みたまを和めるための奉奏でございます。

昇殿直前のO畠氏とD氏。

祭典後、日本武道館にて式典に臨席されておられる天皇皇后両陛下にあわせ、正午に黙祷をいたしました。

帰宅後、ようやくお墓参り。

あいかわらず、お墓はメチャクチャですが、

そういえば、祖父は終戦間際に召集され、戦後はしばらくシベリアで過酷な抑留生活を送っていましたが、

ひょっとしたら、福井のご英霊にも、知り合いはいたのかもしれません。

久しぶりに、家族五人揃っての墓参でした。

鎮魂の笛