直しバッカシですな

世は春らんまん。

仮設住宅が小学校のグラウンドですので、春になったら桜がきれいやろな、と思っていたのですが、

普段、たまたま小学校へ行く用事があって、たまたま満開だった時の感激とは大分違いますね。

そもそも、ずっといるしね。

羽黒神社の早咲きの桜は葉桜。

代わりに、なかなか大きくならない彼岸桜が咲いております。

さ！

連日、倒壊した社殿の中から取り出した神具を直しておりますが、

あいかわらず、部位はバラバラ。

ようするに、壊れたもの同士のいいとこ取りですな。

途中、氏子さんの家屋解体のお祓いの予約を受けておりましたので、神社で着替えて氏子さん宅へ。

仮設住宅が狭すぎて、いつも神社で着替えですが、大分慣れました。

しかし、

氏子さんは県内の都心に移り住んでおられて、珠洲へ戻る可能性は低い模様。

さみしいですが、

お札だけは、今お住まいの場所へ持って行かれて、祀り続ける予定だというのが救いです。

再び、羽黒神社へ戻って作業の続き。

次は、本殿の前にあった、これを直します！

これは、30年くらい前の氏子会長さんの寄進で、結構思い入れが深いのです。

しかしこれ、ただ木工ボンドでくっつけるだけじゃ済まなさそう・・・

まあしかし！

やってみましょう！

どんなんなりますかね？