ヤッパリ、お顔がやさしくなったそうで | 羽黒神社宮司のブログ

ヤッパリ、お顔がやさしくなったそうで

久しぶりに予定がなんにもなく、ようやく境内清掃が出来るわけですが、


しかし、集めておいたケヤキの葉は雨で濡れて、燃やせませんので、広げてお日様で乾かしつつ、お掃除開始。

なにせ、19日が護国神社の秋季例大祭、20日が兼務社の新嘗祭、21日が民生委員定例会、昨日の22日が珠洲支部の大麻頒布始祭で、空いた時間にはちょこちょこ掃き掃除はしておりましたが、燃やす暇はなく、
途中、なんどか雨が降ったら、落ち葉が地面にへばりついて掃きにくいこと・・・

しかも、燃えにくい!

そこへ、
今年の6月に、震災復興を願い、「キツネの嫁入り」画をご奉納くださった作家さんが、お参りに来られました。
最近、当氏子の方と話されたらしく、

おキツネさんの顔が、羽黒神社に来てから穏やかになったとの話を聞いたとのことで、
「自分では、目がキツいと思っていたんですけど、たしかにやさしくなりましたねー、いいとこに嫁がせてもらって良かった♪」
とのことでした。

私は、毎日見てるからか、わかりませんけどね、

ただ、
ここ数日、おキツネさんにまつわる事象が続いたのは事実。

現在開催中の、奥能登国際芸術祭で、演劇で使う神楽鈴を貸してくれないか、との依頼が、知り合いを通じてあり、
その演目が「キツネの嫁入り」だったこと、

さらに、あるイベントで、案(お供えの台)と、胡床(神社で使う折り畳み椅子)をお貸ししたら、それは、お稲荷さんの稲穂がテーマだったこと、

当社祭神、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)にまつわる事柄が、イベント主催者も、私もまったく存じ上げないまま進んでましたので、
双方、「すごいご縁!」と驚いていたのですが、

そういうのを、くすくす笑って見ておられたかな?

まあそういうわけで、お掃除再開。

濡れてて燃えにくく、結局、五時間近くかかってしまいました。

作家さんが、
「大奥さま(母)に♪」
と、下さったお菓子。
大奥様、もろたぞ。

大奥様「おやきのどくな・・・」