一滴も降らないって、長らく記憶にないです!
夜通しのお祭りを奉仕して、今朝、帰宅いたしましたのが、午前4時前。
白々明けかかっている羽黒神社でございます。
助勤奉仕に行っておりました、能登町宇出津鎮座、八坂神社のお神輿が還幸し、ようやく神事が終わり、社務所に帰ったのが、午前3時頃。
今年も見事にぶっ壊されております、白山、酒垂両神輿であります。
荒ぶる神、須左之男命にあやかって、二日間暴れまわった結果、こうなるわけですが、
祭礼一日目は、朝7時半からの例祭式から始まりますので、我々助勤神職は、午前6時50分に、八坂神社の宮司を兼務されている白山神社の社務所に集まり、
そこから八坂神社へ移動するのですが、神社前には、宇出津に鎮座して氏子を二分している、白山、酒垂両神社のお神輿が運ばれております。
八坂神社は、宇出津の町に疫病が蔓延した折、京都祇園より勧請されたといい、このお祭りも正式には「彌榮(いやさか)祭り」という、祇園系のお祭りですが、近年、「あばれ祭り」という呼称が一般化しております。
例祭の後、みたま遷し。
二基の神輿には、其々八坂大神の神霊が遷され、各々氏子区域を別々に巡幸いたします。
神職は、祝詞を奏上する齋主と、神楽の笛、太鼓の3人一組で、交代を繰り返しつつ奉仕。
私はずっと笛を吹いておりますが、
朝は5時ころ起きて、移動に40分、祭典から先発奉仕終了まで、約4時間、
呑まなきゃいいのに、出されたものを正直にいただいておりますので、カナリ眠いです(^^;
昆布巻き、美味しかったですけどね♪
あばれ祭りといえば、能登のキリコ祭りの代表格ですが、
キリコはあくまでも、夜の渡御のお明かしですので、昼間は必要が無く、お神輿のみの巡幸です。
この時点ではキレイでピカピカなお神輿。
両日で数百の氏子(正確には崇敬者)宅を回る間は、暴れまわったりしませんが、
基本、コレを毎年作り替えているのですから、タイヘンなお祭りです。
二日目の交代場所。
この時間、二基のあばれ神輿を迎え、還幸の渡御に就くために、各町内のキリコが集まって、列を成しています。
子供たちもいっぱい♪
すべての巡幸を終えたお神輿は、一旦町内の公園に落ち着き、
祭礼委員各位によって、公園がお旅所に作り変えられていきます。
車止めのポールを抜いて、注連柱(しめばしら)を立てると、
こういうことね。
お着きの神事。
この後、我々神職は、食事を執りつつ、午後9時まで社務所で待機ですが、
この後が長いですわwww(^^;