もういっかい作りました♪
画像が自動補正されていますが、実際はもっと暗いです。
今日の月次祭に併せて、氏子さんから依頼されておりました、初宮詣の破魔矢のお祓いをいたしました。
と、いうのはですね、
数年前に産まれた赤ちゃんのお宮参りで、当社から受けられた破魔矢を、うっかり、毎年受けられる干支の破魔矢と一緒に、左義長で焼納してしまわれたらしいのです。
羽黒神社では、毎年お正月に干支の絵馬がついた破魔矢を、社頭にて頒布しており、毎年かかさず受けられる方も多いのですが、
それとは別に、お宮参りに来られた方に差し上げる破魔矢がございます。
赤ちゃんの産着に見立てた御幣がついていて、干支の絵馬の裏には、赤ちゃんのお名前と、生まれた日付が墨書きされています。
多くの方は、この破魔矢は、毎年受けられる破魔矢とは別に、大切に神棚などにお祀りされておられます。
ご生誕の記念ですので、もう一度作ることはやぶさかではないのですが、問題はその年の絵馬が残っているかどうか・・・なのであります・・・ので、
「いちおう探してみますけど、期待しないで待っていてください」
と申し上げて、帰宅してから一生懸命探してみましたらば、
あったあった♪ヽ(゜▽、゜)ノ
奇跡的に残っていました♪3年前の辰年の絵馬(^_^)v
毎年の絵馬は、だいたいキレイになくなってしまうのですが、なぜか2体だけ、授与品を保管している棚の奥にございましたヾ( ´ー`)
そういうわけで、3年前のお宮参りの事を思い出しつつ、奉製のし直し。
3年たったら、もう当然走り回ってますし、昨年はめでたくお兄ちゃんになられて、下のお子さんのお宮参りにも、元気に参列されて、小さな手で玉串を捧げておられました(*^o^*)
産着御幣を取り付けて、完成でございます。
破魔矢は、もともとは武家の風習で、男児が生まれた折に、武芸が上達して神様の加護がありますようにと願い、お母さんの実家から嫁ぎ先へ、神社でお祓いした小さな矢を贈ったことに由来するといいます。
今は男女の隔たり無く、お参りに来られた赤ちゃんに、お授けしております。
矢が的を射るように、幸せに向かって進んでいただきたいものです。
ヨカッタ、残ってて♪