2024年
1月1日
マレーシア
ブルネイの国境を越え
今度はマレーシア側の
イミグレーションへ向かいます。
少し小高い丘になっていて
風が強かったです。
そのせいで木が揺れているのかと
野生の野獣です。
丘を登り切ったら
マレーシア側の
イミグレーションが見えてきました。
のどかな感じが漂ってます。
ブルネイのイミグレーションから
ここまで歩いて5分くらいです。
ここでも、やはり
車と同じ列に並べと
軍服姿の若者に指示されて
車の後ろに並んで
係員にパスポートを渡します。
質問も何もありませんでした。
すぐに入国スタンプを押されて
あっという間にマレーシア入国。
マレーシアのイミグレーションすぐ近くに
お酒の販売所がありましたが
今日はお休みのようで
シャッターが閉まってました。
ブルネイドルをリンギットに
両替するような場所も見当たりません。
道端にある大きなゴミ箱には
ビールの空き缶やらウイスキーの瓶やら
カールスバーグやギネスの段ボールなど
お酒関係のゴミがいっぱいでした。
道端にもビールの空き缶が
たくさん捨ててあります。
しばし歩くも、マレーシア側に
人の気配がほとんどありません。
地球が滅亡する
人類最後の村です。
もしくは、家から
ゾンビが出てくれば
ウォーキングデッドの世界です。
ここも閉まってます。
つか、需要はあるのでしょうか?
人の気配はありません。
小さなマーケットがありました。
焼鳥の良い匂いがします。
売ってるものは果物やナッツ類、焼鳥など
ガドン地区にあるナイトマーケットと
あまり変わらない内容でした。
この近辺では、
ブルネイドルがそのまま使えます。
このマーケットの商品もちゃんと
リンギットとドル2つの表記が
してあって親切でした。
しかし
お目当てのビールはありません。
一軒だけ小さな商店が開いていました。
ここならありそうです、期待します。
「ビールはありますか?」
「ありません」
「ありがとう、さようなら」
この道をずっと進めばリンバンという
町に着くらしいのですが
バスらしきものは当然見当たりません。
まあ、行く気もないのですが…
リンバン方面に走り去る
野獣の後ろ姿を見ていたら
一気に徒労感に襲われました。
「おれは何しに、ここまで来たんだ?」
ビールも手にすることも出来ずに
退散するとは…
神様、ヘルプ!