ポンスク2  島地獄温泉巡りの旅(31)まさかの足止め | たびぶくろツアー☆

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とあるオッサンの手慰み

 

 

2021年

 

8月9日

 

愛媛県今治市

 

大三島

 

 

 伯方島から大三島大橋を渡り

大三島へ上陸しました。

 

 

 ここから5.2km先にある

多々羅大橋へ向かいます。

その橋を渡れば、

もう吾輩の縄張り「広島県」です。

 

 

 多々羅大橋は来島海峡大橋に次ぐ

大きな橋のようです。

 

 あっという間に

多々羅大橋へ到着。

ちょっと風がキツく感じます。

 

 

目の錯覚でしょうか?

 

「通行止め」って

バーが降りてますか?

 

え〜?

ここで終了ですか?

後3っも島を渡らなければならないのに…

 

 ちょっと動揺を収めるために

近くにある道の駅へ待避します。

 

 ここから見る限り

車は通ってます。

歩行者、自転車、125cc以下のバイクだけ

通行止めのようです。

 

 ちょっと休憩がてら

通行止め解除されるのを待ってみましょうか…

道の駅に居ても

雨に打たれるだけなので

最寄りのファミマへ非難しました。

 

 

 

 

 コーヒー一杯で30分粘りました。

これが限界です。

橋へ行ってみましょう。

 

 

 

30分経っても

さっきと状況はちっとも変わってませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに30分、道の駅で

ぼーっと巨大な多々羅大橋を眺めて

待ってましたが…

 

 

 

 相変わらず、通行止めです…

 

 

 

 

 

 

 

 ぼーっと待っているのは生産性がないことに

ようやく気づきました。

 

 

 

 

 折角ですので大三島を一周してきましょう。

そうすれば、通れるように

なっているかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 失敗でした。

大三島一周は大失敗でした。

 海岸線はちょう危険。

何度も海水を頭からかぶり

全身塩麹です。

つか、スクーターに大ダメージです。

改心の一撃を食らったようなもんです。

後日サビサビになることは確定です。

 

 

 時間は潰せたものの

何かを失いました。

確実に何かを失いました。

 

 こんな荒れ狂った大三島を

一周したのだから

神様からご褒美として

もう通行止めは解除になってるはず。

なってないとおかしいです。

吾輩が無駄な時間を過ごしたことになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一周して帰って来ましたよ。

この世に神が存在しないことが

はっきりしました。

…分かりました。

もう分かりましたよ。

もういいです。

そんないるかいないか分からない

胡散臭い存在に頼らず

自分で道を切り開けってことですね。

分かりました。

人生とはそういうもんですもんね。

吾輩は甘えてました。

スピリチュアル糞食らえです。

 そういえば、こういう言い伝えがあるのを

思い出しました。

嵐の大三島を一周した勇者は

問答無用で多々羅大橋を

通過しても良い。

※良い子のみんなは真似しちゃだめです。

 

 

 

 

てゆーか、「通ってもいいよ」と言わんばかりに

バーの横が微妙に開いてます。

そういうことなのでしょう。

そのご厚意に甘えて

強行突破!

 

 10時頃。

バーの横を通過して橋に出ます。

ビビらず、最初からこうすれば良かったのです。

橋の上に出ました…

 

 さすがに通行止めしてる理由が分かりました…

初っぱなの来島海峡大橋より風がキツいです…

車が何台か通行してましたが

ワンボックスカーなんかは

倒れるんじゃないか?というくらい

かなり横揺れしてましたよ。

てか、なぜか先を行くスクーターがいますっ!

同じことを考えている強行突破スクーターが

前にいました!

折角なので、彼を吾輩のカナリアとして活用します。

彼が途中、風に煽られて

すっ転んだら、すぐさまUターンします。

吾輩の「いのちだいじに」