ポンスク2  島地獄温泉巡りの旅(28)大島上陸 | たびぶくろツアー☆

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とあるオッサンの手慰み

 

 

2021年

 

8月9日

 

愛媛県今治市

 

大島

 

 

 

 

 

 

 

 来島海峡大橋を降りると

親切な道案内が現れます。

吾輩は尾道を目指しますので

左折しますよ。

 

 

島内は強風が吹いてますが

身の危険を感じる程ではありません。

このままどんどん進みます。

コマンドは「いのちだいじに」から

「がんがんいこうぜ」に変更し

HP(体力)やMP(精神力)を気にせず

突っ走りますよ。

次の案内標識が見えてきました。

え〜?

次の伯方・大島大橋まで

10.8㎞もあります…

意外と遠いですね…

HPとMPが心配ですが…

それでもコマンドは

相変わらず「ガンガンいこうぜ」です。

とにかく早く脱出したい一心です。

 スピードを上げて

ガンガン行った結果

案内標識を見落として

明らかに本線ではない道に

迷い込みました。

やはり調子こいてはいけませんね…

ここからは「いのちだいじに」で行きます。

ゆっくり慎重に案内標識がないか

確認しながら走ります。

 

 

しばらく民家の合間を縫って走っていると

本線っぽい道に合流できました。

ホッとしました。

 

 

 

ここからはガンガンい…

!ちょっと待って下さい。

気になる標識が目の前に現れましたよ。

左に行けばカレイ山展望台です。

何でしょう、カレイ山って?

気になりませんか?

名前の由来とか…

 

 

 

吾輩は気になって、気になって

左に曲がりましたよ。

吾輩の脳内には巨大なカレイの化石が

発掘された山のイメージで一杯になりました。

悪いビョーキが、ここで出ました。

コマンドは急遽「いろいろやろうぜ」に変更です。

 

人気の無い山道をずっとうねうねと

登っていきます。

 

 

 

 

 

ほんとうに大丈夫なんでしょうか…

道中は台風の影響をモロに受けてました。

 

あちこちで倒木です。

微妙にスクーターは通れるのが

憎い演出ですね。

わざとでしょうか?

 

 

山道を約20分くらい走りましたかね。

やっと展望台が近そうな匂いがしてきましたよ。

 

残念ながら

巨大カレイの化石はありませんでした。

晴れていれば、風光明媚な風景が

堪能できるのでしょうが

生憎の天候で、それもままなりません。

そして吾輩以外誰もいません。

雨も強くなってきました。

とっとと、本線へ戻りましょう。

 

ちなみに、アジトに帰ってネットで調べたところ

 

 ※国土地理院の地形図に載っていない

カレイ山という地名の由来は、

地質が花崗岩質で、

「水の枯れやすい山」という通称名。
魚のカレイ由来ではありません。

 

とのこと。

がっかりです。

MP(精神力)がどっと擦り減りました。

とんだ寄り道です。

ここからは「じゅもんせつやく」に切り替えます。

 

 本線に戻って、しばらく走行していると

次の案内標識を発見しました。

ここからあと2.1km

このまま直進していけば

伯方・大島大橋に辿り着けるようです。