ポーランド旅行記2019(48)真昼の決闘 | たびぶくろツアー☆

たびぶくろツアー☆

とあるオッサンの手慰み

 

 

2019年

 

5月3日

 

ポーランド共和国

 

ポズナン

 

 

 

 

 

 

皆さん12時になるのを

今か今かと待ち望んでおりますよ。

 

 

 

 

もうまもなく

正午になります。

皆、一斉にカメラやスマフォを構え

臨戦態勢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

正午になりましたっ!

何が起きるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

トランペットの音とともに

扉がパカッと開き

何かが出て来ました。

 

 

 

 

 

白い山羊です。

ゆっくり、ゆっくりと

時計仕掛けの

白い山羊が2匹出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トランペットの音はどこから?」

よく見ると

トランペットのオッサンがチラリズム。

生演奏です。びっくりです。

てっきり録音テープを

流しているのかと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い山羊が向かい合いました。

 

 

 

 

 

 

カクンっと

ユルい感じで角を突き合わせます。

仕掛け的にはよく出来てますよ。

ただ見てる方は、残念ながら…

しょぼいです…

観客の所々で失笑が起こってます…

約5分間闘った後は

オッサンのトランペットと

観客からのおざなりの拍手とともに

扉の中へ戻って行きます。

これはポズナン市伝説のひとつ。

この市庁舎が完成したとき

2匹の山羊が

この市庁舎の前で喧嘩をした

という伝説に、ちなんで

作られたものらしいです。

 

 

 

毎日正午になると

旧市庁舎の時計塔の扉が開き

山羊が喧嘩するポズナンの旧市場広場。

是非立ち寄って、生で見て下さい。

脱力感に包まれること請け合いです。

ちなみに吾輩たち

たびぶくろツアーは、

これを見るためだけに

ポズナンに立ち寄り

1泊しましたよ。

 

 

 

DZIEŃ DOBRY W POZNANIU!

「ポズナンで良い一日を!」もしくは

「ポズナンからこんにちは!」

 

 

 

 

 

 

旧市庁舎前から人が掃けた後

白い山羊ならぬ白い犬が

顔を突き合わせてます。

喧嘩でも始めるのでしょうか?

 

 

喧嘩はせず

お互いのコーモンを嗅ぎあい始めました。

「そういう時計仕掛けもいいかもっ!」

つか、そのほうが面白くないですか?

 

同じ脱力感を与えるなら

12時になると扉が開いて

2匹の白い犬がお互いの

コーモンを嗅ぎ合う時計仕掛けのほうが

よっぽど良いと思うのですが…

どうでしょうか?

 

 

 

旧市庁舎の向かいのお店も

白い山羊ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い山羊の着ぐるみも

大活躍です。

 

 

 

 

 

あっでも、一緒に写真撮ったら

料金が発生するのですね。

旧市場広場は

どの街も特徴があって面白いです。

ヴロツワフの旧市場広場では小人。

ここポズナンでは2匹の白い山羊。

 

さあ、ポズナンでの目的は果たしました。

宿をチェックアウトしに帰りましょう。