２０１８年
１２月３０日
スリランカ
ダンブッラ
ココナッツオイルに火を灯してるので
この辺は独特の甘いニオイがします
線香の煙を
自分のお腹に当てるイベリコ
食べ過ぎで
お腹の調子が悪いのでしょうか？
しかし、線香の煙に
悪い所を治す効能
もしくはダイエット効果はありませんよ？
挙げ句の果てには
白人のガイドをしていた
スリランカ人に指差されて
「あの女性もブッティストです」
と言われてる始末です
なんだか間抜けでしたよ
さて
お待ちかねの石窟寺院内に
入ってみましょうか
あまり暗い所には
入りたくないんですがね…
しょうがありません…
石窟は5箇所くらいありますが
全部は入りませんよ？
ごめんなさい
真っ暗でコワいのです
いきなり涅槃仏です
14m級です
このクラスの巨人がリアルに
一番コワいと思いませんか？
こんな狭い場所だと
立体起動装置も使えませんし…
いったい何の話ですか？
足の裏が
血のように赤くて
結構マジでコワかったですよ
…早く出ましょう
次は第２石窟へ行きます
天井まで仏様でびっちりです
圧巻ですね
コブラに思いっきり絡まれた
仏様もおられましたよ
奥にあるガラスで厳重に囲われた所は
2000年前からずっと絶えることなく
天井から水が滴り落ちている場所です
聖水です
ダンブッラの名前の由来になってます
「水の湧き出る岩」という意味らしいです
この第２石窟が
一番広く見所の多い石窟らしいですよ
この第２石窟は
比較的、外の明かりが差し込んで来ます
明るくて助かったのですが…
他の石窟には
薄暗い場所もありますよ
もうそろそろ
勘弁してください
昔の僧は、ここで瞑想したそうですが
愚僧の私には絶対無理です
精神が迷走します
こんな薄暗い中で
コワい仏像に囲まれていては
おちおち目など瞑(つむ)ってはおれません
薄目でチラチラ見てしまいます
「目が合ったらコワいな〜」とか
「急に動き出したら
白目で失神するだろうな〜」
とか考え出したら、
もう居ても立っても居られません
この仏像だらけの中で
異色を放つ彼は
この第3石窟を拡幅した仏教王
キルティ・スリー・ラージャシンハ王
その人です
さっきから目が合ってますし
もう怖すぎです
さらに、影が今にも動き出しそうで
マジで気絶する5秒前です
ひ〜っ
もう限界ですっ
もう出ますよっ
いや〜コワかったですね
暗い所がコワくなくて
仏教関係に興味のある人には
なかなか見応えのある石窟寺院だと思いますよ
あっ
明るい所なら
平気ですよ、私
「夜寝るとき
小さい電球を付けたまま寝るタイプ？」
と問われれば
答えは
「ノー」ですね
昭和の問いですね
いったい何の話ですか？
外にある小さな池の
蓮の花で心が安らぎます
葉っぱに包まれた雷魚の子供も
可愛いらしいですね
石窟寺院を満喫しましたね
さて、もうそろそろ山を下りましょうか
下るのは
比較的楽です
あっそうだ
破れたズボンの替わりを
買いに行きましょうよ