2016年
5月1日
香港
尖沙咀(チムシャツォイ)
昔は混沌とした「魔窟」として有名だった集合安宿ビルの重慶大厦。
今では監視カメラが設置されていたり、警備員がいたりするから
初心者でも安心(?)して利用できる。
ちなみに
映画( 1994年の香港映画「恋する惑星」)
や小説(深夜特急1香港・マカオ編)にも登場するくらい有名。
外観だけはキレイ。
1階2階は電化製品屋、雑貨屋、両替屋、食料品店、アフリカ料理屋、インド、パキスタン料理屋で賑わっているのが
ほとんどがカレー屋なので1階2階はカレー臭い…インド系の人達も多い。
半分くらいはシャッターが閉まっていて
少し寂しい雰囲気も漂っている。
安宿は3階から17階まで。
個人経営の安宿がぎっちり入っていて、当たり外れも多いとか…
宿を選り好みしなければ今日の泊まれる宿がないということは、まずない。
安宿への移動は5カ所あるエレベーター乗り場から。
エレベーターはA座,B座,C座,D座,F座の5カ所。
各エレベーター乗り場には、そのエレベーターでしか行けない安宿の看板が掲げてあるので参考にするといい。
特にAやBのエレベーターは人気の宿が多くエレベーター乗り場はかなり混雑する。
エレベーターは奇数階用と偶数階用に別れていて2基あるので
自分の宿の階のエレベーターに並ぶようになる。
エレベーター内は監視カメラでばっちり1階モニターに映し出されているので
くれぐれも変なことはしないようにお願いしますよ。
外観はキレイに改装してあるが…
建物自体はかなり古く
今年で築55年。
こういう謎の空間があったり
謎の中庭なんかがあったりする不思議…
建物の外は謎の配線や配管が剥き出し…
火事や地震があったりしたら
もうダメなような気がする…