1996年
7月18日
パキスタン
カラチ
7月18日
パキスタン
カラチ
G.P.O.(郵便局)へ向かう途中
ポップコーン屋を発見。
フライパンの中に入った砂?を火で炙り
その中に大粒のコーンをパラパラと蒔き
しばらく砂といっしょにかき回す。
中途半端にコーンが膨らんだら
砂ごとアミの乗った空フライパンへ移し
アミの上にはコーンだけが残る。
全然ハジケてない、妙な食感のパキスタン風ポップコーン出来上がり。
この砂みたいなのは岩塩?か、なにか?
出来上がったポップコーンは塩味がよく利いていて
おいしくなかった。1袋3ルピー(約9円)
G.P.O.へ向かう道すがら
ある塀の前で挙動不審な動きをする青年が目に入る。
彼はソワソワしながら
さっとしゃがみ込み、何かをつまんだ模様…
しばらくすると股の間から小川が流れ出す。
「座りションかあ…」
「男なら立って」と心の中で注意しながら見ていたら
他の男達もその塀の前に来ると
おもむろにしゃがみ込み小川を形成していた…
その塀は公衆トイレ?
この時はなぜ座りションなのか、よくわからなかったが
のちに仲良くなったハビブと名乗る青年に訊いたところ
「立ちションは宗教上NGで
しゃがんでするのが正しいマナーだ」そうだ。
ようやくG.P.O.に辿り着く。
G.P.O.の周りには旧式のタイプライターを路上にデンッと置き
手紙の代筆を行う手紙屋なる者が多数陣取っていた。(レターセットも併せて売っている)
結構利用者が多いことにびっくり。
客は口頭で内容を伝え、手紙屋はそれをタイプライターで文字に起こしている様子だった。
ごった返したG.P.O.
エアログラムを買うため長蛇の列の窓口に
ガン見されながら並ぶ、おれ…