インド亜大陸をかけぬけろ!1996(10)街歩きカラチ(2) | たびぶくろツアー☆

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とあるオッサンの手慰み



1996年


7月18日


パキスタン


カラチ







G.P.O.(郵便局)へ向かう途中
ポップコーン屋を発見。




$純喫茶ぴらにあ


フライパンの中に入った砂?を火で炙り
その中に大粒のコーンをパラパラと蒔き
しばらく砂といっしょにかき回す。

中途半端にコーンが膨らんだら
砂ごとアミの乗った空フライパンへ移し
アミの上にはコーンだけが残る。
全然ハジケてない、妙な食感のパキスタン風ポップコーン出来上がり。

この砂みたいなのは岩塩?か、なにか?
出来上がったポップコーンは塩味がよく利いていて
おいしくなかった。1袋3ルピー(約9円)



G.P.O.へ向かう道すがら
ある塀の前で挙動不審な動きをする青年が目に入る。
彼はソワソワしながら
さっとしゃがみ込み、何かをつまんだ模様…
しばらくすると股の間から小川が流れ出す。

「座りションかあ…」

「男なら立って」と心の中で注意しながら見ていたら
他の男達もその塀の前に来ると
おもむろにしゃがみ込み小川を形成していた…
その塀は公衆トイレ?





$純喫茶ぴらにあ




この時はなぜ座りションなのか、よくわからなかったが
のちに仲良くなったハビブと名乗る青年に訊いたところ
「立ちションは宗教上NGで
しゃがんでするのが正しいマナーだ」
そうだ。






ようやくG.P.O.に辿り着く。
G.P.O.の周りには旧式のタイプライターを路上にデンッと置き
手紙の代筆を行う手紙屋なる者が多数陣取っていた。(レターセットも併せて売っている)

結構利用者が多いことにびっくり。
客は口頭で内容を伝え、手紙屋はそれをタイプライターで文字に起こしている様子だった。




$純喫茶ぴらにあ




ごった返したG.P.O.

エアログラムを買うため長蛇の列の窓口に
ガン見されながら並ぶ、おれ…