2012年
11月2日(金)
トルコ
イスタンブール
カドゥキョイ
出発してすぐに坂道を上る。
3分も経たないうちに
頂上付近のバス停で
運転手はバスを停めて
「この上の道を
海に向かって歩けばカドゥキョイだ」
みたいなことを高架橋を指差しながら言う。
「テェシェッキュル・エデリム(ありがとう)」
とお礼を言ってバスを降りた。
橋の上に出ると
カドゥキョイと書かれたミニバスが
大量に走っていた…
とりあえず乗ってみる…
1分も経たないうちに
「着いたぞ」
と言われて
2リラ払う…
こんなに近いなんて…
歩けばよかった…
結局ハレム・ガラジュから歩いても
大した距離じゃなかったわ…
それなのに
あの若者はよくしてくれて
ありがとうね…
無事カドゥキョイ到着
医療機器の店先で重体のマネキンが
マヌケな雰囲気を醸し出す。
薬局なども多いし
来る途中に大きな病院もあったし
医療の街なのか…カドゥキョイって?
ウィキってみると
この辺はクリミア戦争(1853~1856)時
イギリス軍の基地となり
陸軍野戦病院があったらしい(今はセリミエ兵営)
当時ナイチンゲールが従軍看護師として、ここで活躍した。
看護師を「白衣の天使」と呼ぶのはナイチンゲールに由来する。
「天使とは美しい花を撒き散らす者でなく
苦悩する者のために戦う者である」
彼女の言葉である。