1996年
3月
インド
アーグラー
アーグラーカント駅に到着した
線路にのら牛が佇(たたず)む
インド人一家もここで降りるらしく
今までどこに置いていたのか
でっかい衣装箱を
オヤジが背負って去っていった
おれは早速、宿探し
駅前からリキシャーに乗って
ガイドブックに載っていた安いホテルを目指す
インド人一家もここで降りるらしく
今までどこに置いていたのか
でっかい衣装箱を
オヤジが背負って去っていった
おれは早速、宿探し
駅前からリキシャーに乗って
ガイドブックに載っていた安いホテルを目指す
が、そのホテルに着くや「満室だ」の一言で門前払い
するとリキシャーマンが
「安くて良いホテル知ってる!
行こう!行こう!」とうれしそうにはしゃぐ
くそう、喜びやがって…もうええわ、そこへ行ってくれ
鼻歌まじりに自転車をぎーこぎーこ漕いで着いた宿は
そんなに安くはなかったが
ちょうどシングルルームが1室だけ空いていた
「ユーはラッキーボーイ!」と宿のオヤジ
イラッとしたが部屋へ案内してもらった
宿のオヤジが部屋のドアを開けると
ショートカットのかわいい女の子が
あたふたと部屋を出る支度をしていた……
すごく慌てているのがよくわかる
だって…
……おっぱいがみえてるもの
片ぱいが見えているにもかかわらず
宿のオヤジは容赦なく
「チェックアウトの時間はとうに過ぎている!
早く部屋を出るんだ!」と追い立てる…
こうして、おれは彼女のニオイやまだぬくもりのあるベッドをゲットした……
あ~宿のオヤジも早く部屋から出ろよ…
宿のオヤジは容赦なく
「チェックアウトの時間はとうに過ぎている!
早く部屋を出るんだ!」と追い立てる…
こうして、おれは彼女のニオイやまだぬくもりのあるベッドをゲットした……
あ~宿のオヤジも早く部屋から出ろよ…