カミキリムシやクワガタの幼虫は木を食べている。
そもそもこれらの幼虫は好きで木を食べているわけではないのかもしれない。
幼虫の消化管にいる微生物が木のセルロースを分解し、分解された成分を吸収することで、幼虫は生きていられる。
逆説的に言えば、微生物がセルロースを摂取するため、幼虫に木を食べさせていることになる。
うつ病患者は何もする気が起きないという。
しかし、何もできないはずが、死ぬことなくずっと生きている。
つまり、何もできないと言いながら、何か食べることはできるのだ。
ほんとにしんどい人間は、ほんとに体を動かすことができない。
食事すらできずに死ぬのだ。
うつの原因は食事にある。
うつになる食べ物を腸内の微生物が欲するままに食べさせられているのだ。
うつや病気にならない人間の特徴の一つは、自分で作る習慣がある点が挙げられる。
不健康な人間はすぐ他人、惣菜やコンビニ、レンチンに頼る。
そしてすぐ食事に文句を言う。
努力のベクトルがおかしい。
文句を考え、言う努力を惜しまないが、健康になるために学び、自制し、自分で料理する努力はしない。
そして何年かあとに認知や生活習慣病で周りの負担をもたらす。
そういうふうに厚労省は人心を操ってきたわけではあるが。
食物繊維は英語ではシュガーと表記されている。
これもエネルギー源ということのようだ。
食物繊維は腸を動かすようなイメージが持たれているが、どうやら腸内細菌のうち、食物繊維を消化する微生物の生成する物質が人体にとって最重要な成分らしい。
心身ともに踏ん張りがきく、つまり糞バリがきく元らしい。
セルロースは爆弾の原料であるニトログリセリンにもなるので、食物繊維の種類にもよるが、精神にも肉体にも爆発力をもたらすために必須の成分なのかもしれない。
水耕栽培の野菜ではだめだ。
しっかりと大地に根差した植物でないと。
いちごなども、土から離して棚の上でハウスで育てているので、かなりやばいといえる。
健康長寿の秘訣は、世界中共通で、自分の田畑で栽培、収穫、摂取してる人と答えが出ている。
今の世の中、摂取ではなく、接種が大好きだが。