地震の震度の範囲を示す画像を見ると、長野県の中央部で震度1とある。

また、滋賀県の彦根市の城町だけ震度1が観測されるという不思議があった。

 

最近は地震があると、津波と南海トラフに関係があるかどうかに焦点があてられるようになっている。

地下やプレート、断層構造の研究が進んでいるが、古代史と関連付ける研究は、まだまだ進んでいないのではないか。

 

長野県、東海地方、滋賀県、そして瀬戸内海周辺は、かつて古代湖があった地域だ。

象が住んでいたというおもしろい一致もある。

象は古代湖のあった地域が生息域だったのだろう。

そして象が滅んだ原因が古代湖の消滅と関係がある。

 

古代湖といえば焼き物の土である。

長野県の松代焼、瀬戸物、信楽焼き、備前焼そして愛媛の砥部焼などがある。

古代湖に堆積した泥が陶器に使われているわけだ。

これを手足のないヒルコを示すとすれば、イザナミが最初に産んだ子となる。

そして天変地異によって古代湖が消滅し、すなわちヒルコが行方不明となり、四国や佐渡島などの国生みとなった。

 

愛媛の地震の際、長野県や滋賀県が揺れたのは、ヒルコつながりではないだろうか。

地上のものは直下の地下の影響をまともに受ける。

家が傾いたり、同じ場所に水たまりができるのは、地下水や地下構造の形が地表に現れているからである。

 

地震のマヨネーズ層や液状化現象など、まったくヒルコのなせる業ではないだろうか。