「福田こうへい」さんの新アルバム「煌(きらめき)」より「♪夕焼け雲」を聴く! | 音痴なゆうゆうの「ソロギター弾き歌い」日記

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等等。
時の流れのままに綴ります。

新曲「♪峠越え」が大好評の「福田こうへい」さんの、

新アルバム「煌(きらめき)」より第2曲、

千昌夫さんのカバー曲「♪夕焼け雲」を聴きます。


この「♪夕焼け雲」は、

作詩:横井博さん、作曲:一代のぼるさん、唄:千昌夫さんで、

1983年(昭和58年)にヒットしました。


千昌夫さんの歌唱は、

朴訥とした哀愁まじりの素朴な歌声が大きな魅力でした。


「福田こうへい」さんのカバーする「♪夕焼け雲」は、

千昌夫さんの朴訥とした魅力とは全く違う、

伸びやかな引き締まった良く通る美しく甘い歌声で、

切れ味鋭い神のコブシ回しを縦横に駆使して鮮やかに歌い上げます。


全く新しい「♪夕焼け雲」の魅力を引き出します。


夕焼け雲に 誘われて

別れの橋を越えてきた 帰らない

花が咲くまで帰らない 帰らない

誓いのあとの せつなさが

杏の幹に 残る町


二人の家の 白壁が

ならんで浮かぶ堀の水 忘れない

どこへ行っても忘れない 忘れない

小指でとかす 黒髪の

かおりに甘く 揺れた町


あれから春が また秋が

流れていまは遠い町 帰れない

帰りたいけど帰れない 帰れない

夕焼け雲の その下で

ひとりの酒に 偲ぶ町


鮮やかなコブシ回しに乗せた、

伸びやかな引き締まった美しく甘い歌声が、

私の心の奥底に染み入ります。


夕焼け雲の美しい茜色が、

南部訛りに乗せて

私の脳裏に鮮やかに描き出されます。


杏の花が咲くまで帰らないと誓った男の心が、

あれから春が秋が何回も過ぎたけれど未だに帰れない男の心が、

「福田こうへい」さんの類い稀な表現力によって、

私の心に見事に浮かび上がります。


素晴らしいですねー。


こんなにも素晴らしい「福田こうへい」さんの歌声は、

まさしく神の歌声です。


「福田こうへい」さんは、まさに「歌の神の化身」です。


本当に素晴らしい「♪夕焼け雲」でした。



ではでは。