幸せで豊かな「まち」って? 2 | 心と体と学びをはぐくむ園庭を

心と体と学びをはぐくむ園庭を

幼稚園 保育所 認定こども園の園庭を、子どもが伸びやかに豊かな育つ場所にしませんか?

人と人がつながれる「まち」…。とても大切な事を教えてくれているように感じます。

こんにちは。
子どもの‘心’と’考える力’をはぐくむ庭づくり、の石田です。


以下は、私の地域の小学校で、6年生の女の子が書いた文章「ふれあう町づくり」をご紹介します。


***「ふれあう町づくり」(つづき)***
前半は、こちらからご覧頂けます。→

都会は便もいいし、魅力的な場所が沢山あるけれど、不便で、建物も少ない私の住む田舎では、人を思いやる温かい心遣いは沢山あふれています。

私のおじいちゃんやおばあちゃんは、私や弟に対するのと同じように、となりに生まれた赤ちゃんをとても可愛がって面倒をみているし、赤ちゃんもとても懐いてくれています。

そんな風に、親だけじゃなく、周りのみんなで子育てをしている様な環境であれば、きっと、ニュースで流れているような子供への虐待もなくなるのではないかと思います。

なぜなら、虐待をしてしまう親には、人付き合いもなく、自分と子供だけの世界で暮らし、子育ての悩みを誰にも相談できない孤独な環境に苦しんでいる人が多いと思うからです。



そう考えると、近所付き合いのような、人とのふれ合いはとても大切だという事に気付きました。

私の近所の人達は、ほぼ毎日のように顔を合わせて会話をするので、例えば誰かが具合が悪くなって寝込んだりすれば、すぐに気が付くし、車に乗せて病院まで連れて行ってあげることもあります。

そういう事で、ニュースで聞く「孤独死」のようなことも減ると思うし、いつも誰かが見守ってくれているという心強さや安心感があれば、一人で悩み、心の病から自殺するという悲しい事も少なくなるかもしれないと思いました。

私のおばあちゃんは、「地域のみんなが家族なんだよ。」と言っています。とても素敵なことだなぁと思いました。


*** 続きます ***


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