贅沢をいっては・・・ | あなたは私の宝物

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2010.1.22に16歳の愛猫はじめがお星さまになりました。
はじとの思い出と、新しい家族レオとの日々の出来事を綴っていきます。

実は、レオの前に、他の子を迎えるはずだった話です。(ちょっと長くなりますが)
はじと一緒に♪
この子は、りおん(仮)です。

2月にペットショップから家に迎えるはずだった子です。

とっても小さい子で、ご飯を一人で食べられない状態のため、引き渡しが延期になり3週間たった頃、皮膚病になってしまいました。

治療に3週間かかる事、やっぱりご飯を食べられないこと、私達が夫婦共働きのことなどで、他の子にするように勧められました。

他の子?って思いましたが、ショップから買うってそういう選択肢があるんですね。


でも、仕事を辞めてこの子を育てることもできなかったし、日中、一人でお留守番をさせることもできなかった。

あの頃の私は、はじの最後がそうだったから、ご飯をたべない=死ってすぐ結びついてしまう・・・

スコティッシュの先天性異常の事なども不安で・・・

この子は大丈夫なんだろうか?

ダンナに、このことを話したらすぐに「やめよう」って言葉が返ってきました。

家に迎える準備は整っていて、名前も決めていました。

3週間の間に、暇をみつけては顔を見に行って、すっかり情が移っているのに?


結局、キャンセルしました。

情けない私は、あの子の成長を信じて待ってあげられなかったのです。


はじが亡くなってから、そんなに経っていないのに次の子をと考えた私は薄情なのかとか、病弱そうな子だからキャンセルってなんて冷たいんだろう。

そもそも、私は猫を迎える資格ないんじゃないか?


自分に自信がなくなり、猫と暮らすことにも自信がなくなりかけていた時、レオに出会いました。

今度迎える子は・・・なんてあれこれ考えていたのに、本当に衝動買いのように出会ったその日に連れてきたんですあせる

レオが初めてご飯を食べている姿を見て、嬉しくって涙がでました。


結局りおん(仮)は、レオを迎えた後にご飯をちゃんと食べれるようになり、皮膚病も完治し、とってもやんちゃな子になったらしいです(^O^)  他の子より、少し成長が遅い子だったようです。


先日、レオのフードを買いに行った時、あの子に新しい家族が決まった話を聞きました。

複雑な想いもあるけど・・・

私は、してあげられなかったけど、幸せになってね。


最近、レオのやんちゃぶりに少し疲れていた私ですが・・・

元気なこと、ご飯をよく食べてくれること、一人でお留守番をしてくれること。

このことだけでも、ありがたいと思わないとね。


はじと一緒に♪

贅沢をいったら、ダメだよね。


あ~ぁ、もっと大らかで器の大きな人になりたいな・・・