昨年の12月に、宅配便が届いた

差出人を見たら 県外に住んでいる義兄の姉であった

義兄が亡くなって半年が過ぎた今頃に何だろう?

開けてみたらお歳暮としての品物だった

きっと義兄に携わった私たちへのお礼なんだろうと思い

気にしないでくださいと電話をいれた

そして翌日 彼女から手紙が届いた

そこに書かれていたのは

私が義兄からお金を預かって管理していたノートが

甥っ子(施設にいる義姉の今後を引き受けてくれた人)から

送られてきたというものだった

ひょえーゲッソリ

 

義兄に確認してもらうためのものだったので

 

そんなに丁寧に書いたものでなかったので 焦った

 

ただ その中で お金の事だけでなく 行動も記録しておいたので

 

それを読んだ彼女の手紙には

 

『お世話になりました』 という言葉が添えられていた

 

なんかちょっと救われた気がした

 

『いろいろご面倒おかけしました』 なぁんて 書かれてあると

 

「そんなことありませんよ」 という気持ちになるから不思議である

 

日本には 

 

売り言葉に買い言葉 ということわざがあるが

 

韓国には

 

行く言葉が美しければ 来る言葉も美しい

 

ということわざがある

 

義兄の姉から届いた ねぎらいの手紙を読んで

 

私自身 優しい気持ちになれた

 

もちろん 穏やかな気持ちで 彼女へ返信をした