みなさん こんばんは
先日 寒川神社 神嶽山神苑(かんたけやましんえん)に
入苑する機会に恵まれ 息子と散策してまいりました。
苑内は、東に青龍・南に朱雀・西に白虎・北の玄武を配し、
建物は日本の伝統建築技術を結集して創り上げた
平成の文化財です。
御神域なので、撮影禁止の場所もありました。
一部ですが、ご紹介させていただきます。
こちらでは、季節の菓子と抹茶をいただくことができ
息子はこちらで、かねてより希望であった
抹茶デビューを果たしました
とても静かな時間を過ごすことができました
息子が 「抹茶を飲んでみたい!」と言ったきっかけは、
こちらの本です。松村栄子さんの
『雨にもまけず 粗茶一服 上・下巻 』
『風にもまけず粗茶一服』
『花のお江戸で粗茶一服』 (こちらは単行本)
シリーズ3作目で完結です。
息子は、普段は伊坂幸太郎さんやファンタジーや
SFもの(創元社等々)が多いのですが、こちらの本で
全く知らなかった分野である 茶道の世界を垣間見、興味を
持ったようです。
他にも、最近映画化された 茶道の本も読んだようですが、
松村栄子さんの作品の方が、好みのようです。
簡単なあらすじです。
主人公 友衛 遊馬・18才。
弓道・剣道・茶道を伝え武家茶道の家元の長男 遊馬が
家を継ぐのを嫌って家出する。
ぶらりと向かった先は、大キライなはずの茶道の本場・京都だった。
将来のビジョンもない 破天荒な長男が、京都を舞台に展開します。
解説によると、芥川賞作家がエンターテイメントを書くというのは
珍しいわけではないが、松村栄子が書くのかという驚きがあったそうです。私も息子に薦められて、只今読書中です。
読みやすく、面白いので、今後が楽しみです。
神苑内には、方徳資料館があり、「八方除」についての資料が
展示されていました。私自身は、正直 吉方位に出かけたり、
お水取り等々は 全くしたことがないのですが、
今回見学し、天文と暦・時の歴史は
古代中国~平安時代~を経て、今に受け継がれていることを
改めて知ることができました。
大切な行事や家の新築やリフォーム等の予定を考える時は、
家族の事を思い、可能な限り 時を選ぶ ということも
大切なことなのかもしれませんね。
でも、日頃お世話になっている神社・仏閣等は、
方位を気にするより、感謝の気持ちで、まめに参拝したいと思います。
写真だけでは 少し寂しいので
音楽を紹介します。
葉加瀬太郎さんの『エトピリカ』 【3:54】
エトピリカは、何度聴いても、好きな曲です。
苑内では 水のせせらぎの音がとても心地よかったです。
寒川の神は「水を司る神」だからでしょうね。
水の音が好きです。
滝のような大きな音より、静かで優しい水の音の方が好きです。
イチョウも色づいてきました
心穏やかに過ごせたことに 感謝です。
今日も最後まで お読みいただきありがとうございます。
最近は冷え込んできたので、よく甘酒を作って飲んでます。
みなさん、これから忙しくなる時期ですので、
風邪をひかぬようにお身体の気をつけてくださいね