大好きな里美仕事の帰り道。

イーコーイーコー!!って、呼んだらオーーンって、沢山吸い込みながらの声。
それが、とても幸せそうに、何度も。

  

この世界の沢山の繋がりを思いながら、神社が続く国道349を、

共に、泣きながら、笑いながら帰った。

 

幸せな、幸せな時。

 

 

 白くて長くて、大口を開けて笑う神という認識で、ずっと一緒に居た。
名前を聞いたら、イーコーイーコーと聞えたからそう呼んでいる。

  

見えるお坊さんに教えてもらって、その存在の名前が、能で唄う八大竜王という方と知った。
御岩山の、剣の周りを回る白い龍だと、友が教えてくれた。

  

見えないけれども様々な存在と共に、私たちは生きている。

 


以下は、7月に書いた、

内容の前談が、ちょっとあれで(笑)UPするのをためらっていたもの。

でも、この前談の件で、今の私に迷いはない。

自分が、この現実がくれたギフトを使って何をするのか、分かっている。

 

 

この出来事を通して、私は私の周りに、もっと、直接意識を向ける様になっていった。
大事な体験。

 

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私の家は、風神山の裏側。表は海から神々が昇ってくる玄関口。
河原子の花火が見えた日、帰りに海側山通りに寄り道した。

  

 

  不安が体いっぱいになっていて、
初めて、そんな心内を泣きながら友に電話した。

   

恐いんだよ。何も無いんだ。
夢の記憶が消える様に、何も残らない。
跡形もなく消えていくんだ。
  

このまま静かに体からいなくなられて、
全部が気のせいだって事になるかも知れない。

  

前にお別れした時、元気になるのに何年もかかったんだよ。
凄く辛かった。
又あの時の様になったらどうしよう。

  
体の内側に人が居るという感覚、今までに無い日々がやってきて、
それが、過去に出会ってソウルメイトなのだと確信した相手で、
  

私は、又相手が居なくなる。そんな事が当然起こると、ずっと、自分に言い聞かせてきていた。
深入りしない様にしていた。

 

でも、いつの間にか、相手を深く必要とする私が居た。


頭では何一つ、理解出来ない。理由が無い。

相手の立場を考えたら、何もできない、橋がかからない。

でも、

今日も、今日も、今日も・・・

相手は自分の中にリアルに生きて居た。

  

感じられる事は、どんな理屈より私にとって現実。

 

 

  
望み。欲しいものを欲しいと思う事を、少しずつ、許して、
そこに、石を置く。
そうして、人は、魂が求める自分の道を、開いていく。

  

私は、あの人に対する気持ちを通って、どこにたどり着けるんだろう。

 

 

 

   
私は、両親の結びつきの弱さ、親子の結びつきの希薄さを、当たり前の事として生きて来た。そういう育ちだったから。

娘に出会うまでは。


娘は、何度振り払っても、私にしがみついて来た。
私は恐かった。
こんな清らかな娘を自分の渦に巻き込んで、自分みたいに不安定な人間にしてしまうのが。

  

鳥山敏子の心と体のワークから始まり、当時走りだった、いくつかのインナーチャイルドワーク、シュタイナー教育、野口整体、娘を私から守る為に探し求めた道。

でも、一番必要であったのは、
この子と生きて行くという覚悟。

   

ああ、私が自分の荒れた家庭を受け入れ、身の内に写し取って行った様に、
この子も、覚悟が出来ている。
その覚悟に答えていくんだという、私の覚悟。
  
それはつまり、
私に影響されてしまうこの子を見ていきながら、私を自分で何とかしていくということ。
  
待っていてなどくれない、一日一日ぐんぐん吸収していく、大事な子の時間に対して、
一足飛びには行けない私が、私の垢で、この清らかな存在を汚してしまう事を相手に許してもらいながらしか、進めない。

彼女に答える事が全ての日々。
子に愛されて、変わっていったのは、私の方だった。
  
これが、関わりなんだと知った。

彼女が受け入れた現実。
逃げずに、信じ続けた、私と共に生きる子供時代。

  

出会いや関わりに根をおろし、
変化していくことを許していく。

  

それは、思いやりが譲歩ばかりではないと知る事でもあった。
優しさは、厳しさでもあった。
受けいれて、覚悟して、相手の人生さえ、変えていく。
そこに開く豊かさ。


私は、彼女に教えられた世界との関わり方を基礎に、出会いや別れと関わるようになり、
私の世界は変わり、家族も含め私の周りは変わっていった。
  
私は世界を愛し、変化していく波に乗る生き方が好きだ。


でも今、

私にとって大きな意味を持つ事がありありと判っている相手を目の前に、
前に出る事も退く事も出来ず、見ているしかない。

  

消えちゃうの?
ずっと居るの?

 

関わるの?関わんないの?

  

渦が見えて、ヘタに動けない。

私どうしよう。

このまま、感覚だけの仮想現実みたいな日々を。

 

  

   

その頃まで、喧々諤々しょっちゅうしていて、今までまともに人の話など聞かなかった友人が、初めて、
親身になって聞いてくれた。

 

そもそもは、足に赤い線が繋がっていると言って私が相手にアクセスする事を焚きつけてくれたのが彼女だったのだけれど、


出した事もない恋ばな、中学生みたいに話して泣いたら、
とてもすっきりして、元気になって、

何か、この意味不明な現実を受け入れる余裕が出来た。
 

 

     

よお~し!!
何があってもゲラゲラ笑っていられる自分になるぞ!

って言った途端、

   

急に、辺り中から、沢山の、人?なにやら存在がどわって出て来て、
やんややんや拍手喝采 贈ってるって、

  
友人が驚いて教えてくれた。

   

その感じが、感覚的なものが、場にある。

  
場が、喜んでいる。

  

嬉しかった。

  

何か、とても納得できた。

  

  

ああ、沢山の存在が、いつも知っていてくれているんだって、
その時、
自分がどれだけ愛されているのか、少しわかった。

   

辺り中に存在している全てに、

いつでも、喜んでもらいたい。

  

そんな事が、人間って心掛け次第で出来るんだね。

 

 

    

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私達は、愛されて、沢山の存在と共に在る。


そんな幸せを、多くの人と共有したいと思った。

 

自分もね。しょっちゅう忘れてしまうから、

書いておく(笑)