土曜日には兄が寿司を食べるのに連れ出すのが
最近の慣行になっているのだが
帰るなり、こう切り出した。


寿司のお土産は覚えているが
それが無いことに気付いたのだ。
下から4階までの移動中に忘れてきたのだが、
自分が託されたことを覚えていない。
僅か、2,3分前のことである。

確かに持って上がったことを兄に確認して
そこしか考えられない、”郵便受け”に向かった。
持ち帰ることが事前に連絡がなかったら
僕の口に入ることは無かっただろう。