AKB総選挙と露骨な票乞い | AKB48抒情詩~うたかたの夢~

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AKB48グループに関することを中心にしながら、
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好き勝手に書き綴る「戯言&妄想&言い掛りブログ」です。

AKB48グループは総選挙期間中です。

 

 

年々、票数を伸ばすために、メンバーがSNSやSHOWROOMを通じて

ファンに更なる投票を呼びかける「票乞い」行為が多発しています。

 

 

総選挙が回を追うごとに「票乞い」が目立ちます。

かつて名勝負を繰り広げた前田敦子と大島優子は

自身のSNSや公の場で投票を増やすお願い発言はしませんでした。

むしろ選挙期間中は「総選挙」「順位」「投票」に触れない様にしていました。

速報・中間発表の時でさえ、言及しませんでした。

それが彼女たちの矜持だったのか、美意識だったのか、

運営からの指示だったのかは分かりませんが。。。

 

 

前田大島時代、総選挙期間中に選挙の話をしないことが暗黙の了解でした。

モバメや握手会で「票乞い」をした場合、他のメンバーのファンから批判されていました。

しかし明確な発言でなくとも不安を吐露し、「票乞い」のような発言をしていたのが、小嶋陽菜でした。

その為、彼女の選挙期間中の「票乞い」もどき発言をファンは「伝統芸能」と揶揄していました。

 

 

 

時は流れ。時代は変わる。

 

 

 

今年も速報順位発表後、多くのメンバーがSNSやSHOWROOMで「票乞い」を明確にしています。

かつての小嶋陽菜よりも露骨で明確な「票乞い」をしています。

運営は「票乞い」を禁止せず、収益拡大の為に黙認。

「自由意思に任せる」という立場なのでしょう。

 

メンバーは順位を上げるためならば、露骨に「票乞い」をするようになっています。

恥も外聞もなく順位を上げたい。AKBの支配人が変わり、方針も変化し、

順位が大きく活動に影響を与えているため、メンバーは是が非でも高順位を求めています

 

未成年メンバーでさえ、未成年を含むファンに露骨に投票を求めている現在の状況は、

まさにキャバクラやホストクラブの売上競争のようです。

この状況が良いのか悪いのか、正しいのか正しくないのか、

それは人それぞれの倫理観や価値観によって違うと思います。

 

自分の速報順位に納得がいかないのならば、悔しく思うのならば、

身銭を切って自分で大量投票しなさい。

「共に戦ってください」と自分で発しているのだから、

少なくとも100票くらいは自分で投票しなさい。

 

 

 

AKB総選挙は第1回から

「メンバーの人事と夢を人質にし、ファンとヲタの心を扇動して、金儲けをする施策」に過ぎません。

 

私は総選挙の状態が年々、醜くなっていると感じます。

 

総選挙を廃止しろとは言いませんが、

前田大島時代のように「露骨な票乞い」はしない選挙戦に戻ってほしいです。