残された時間でやるべきこと | 幾山のブログ

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少しガタがき始めた医者です。コロナも過ぎて世の中がこれから、という頃、私自身大変な戦いに臨んでおります。ま、これも運命でしょう。でも、今の自分にできることは何か?と日々考えながら生きるように努力しているつもりです。

 

 残された時間でやるべきこと

 

 

人事天明

 

この覚悟を決めてのち考えたことは

 

 

残された時間でやるべきこと

 

でした。

 

 

いったい自分はこれまで何をやってきたのだろうか。

 

振り返ってみますと

 

誇れるようなものは なにひとつありません。

 

 

もちろん小さいことについてはそれなりに

 

何某かのものはできたとは思います。

 

 

 

でも、胸を張って人に誇れるようなものは

 

何も思いつきません。

 

 

ならば

 

これからなにかしら頑張って成し遂げるか

 

と考えてはみたものの

 

 

それこそ時間的にも難しそうですし

 

体力的、頭脳的にも困難でしょう。

 

また

 

仲間と一緒にやってきた

 

というようなものもなにもありません。

 

 

 

あーあ、

 

我が人生

 

つまらんものだったなあ〜

 

 

 

悲観的なことしか浮かんできません。

 

 

しかし、何かできることがあるだろう

 

 

 

じっくりかんがえてみました。

 

幾晩も幾晩もかけて。

 

 

その結果、自分としてここで次にやるべきことについて

 

考えがようやく纏まりました。

 

 

それは

 

今の仕事を最期までできるだけ頑張ってしっかりとやる

 

ということでした。

 

 

幸い私は医師で現役勤務しております。

 

もちろん世の中では定年退職すべ金年齢です。

 

でも、頭もまだそれなりに動くようですし

 

からだも今のところ特に大きな変化は感じません。

 

 

ただ、心がすこし傷んでいるだです。

 

 

ならば覚悟を決めて

 

患者さんのため

 

家族のため

 

そしてなにより

 

自分のために

 

今行っている日常的業務をこのまましっかりと続けること

 

それが結論でした。

 

 

 

 

残念ながらこの先、何か新しいことというような

 

チャレンジは時間的にも能力的にもできないようです。

 

もちろん、不可能ということはないでしょうが

 

それよりは、上記のように

 

今の仕事をこれまで以上にしっかりと行う、

 

それこそが今の自分のやるべきことだと考えました。

 

 

 

2023/10/20

 

 

 

Markus DaamsによるPixabayからの画像