ウインドリバー
こんな二人組どこかで見たような…
一面雪だらけのアメリカ北部ワイオミング州。
ネイティブアメリカンと白人アメリカンが暮らすこの地で、雪の荒野にて少女の死体が。
レイプされた形跡のある娘はその地までどこかからか、裸足で歩いて来たらしい。
しかし周囲十キロ四方に人家はなく、この極寒の地では5分ともたないらしい。
都会から来たエリザベス・オルセンは、事件の深刻度を調べに来たが北国の性質のなにもかもがわからず、そこ出てきたのがジェレミー・レナー!寡黙!凄腕狩人!
二人が捜査を続けるうちに、ネイティブアメリカンが住む集落の闇が見えてくるぞ!
ぶっちゃけ胸くそ映画!つらい!重い!
しかしこんな映画であっても、ジェレミー・レナーの男気は少しも減ることはないのであった…
いやーこの二人のコンビいいねぇ。
田舎に通用しない都会育ちだけど気が強くて正義感の塊、元気娘なエリザベス・オルセン。
訳有りなせいか寡黙でむくれっ面してるジェレミー・レナー。
この二人が徐々にコンビになっていく様がたまらない!
しかし、この二人がコンビとして絆を深めるのと比例して闇が大きく口開けてくるんだよね。
ラストシーンの不穏さ、不審さ、そして…というシーンは見応え十分。
渋くて渋い、渋悲しい。