残業減らしの在り方 | michiruの書斎

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年を取って、初めて分かることは多い(68歳)
 表現は、1に、事実にもとづき、2に、論理性があり、3に、人を幸福にするものでありたい(69才)。私の人生にはに浮き沈み、紆余曲折があった。だからと言って、どれが幸福で、どれが不幸だと言えなかった(70歳)。

昨年は残業による過労死や過労自殺等が続き、今年はこれらの解消に向けていろいろの対策が講じられると思う。
しかし、この際、仕事の内容に目を向けないで、ただ時刻を決めて残業を規制するのは、労働者を苦しめるだけである。
これまで、午後11時であろうと午前2時であろうと、残業するのは仕事にそれだけの内容があり、必要であったからである。
私も経験があるが、もう少しで仕事が終わるのに、「帰りなさい」としつこく言われたことがある。ここで、もう1,2時間くれれば、
仕事は完結し、晴れ晴れとした気分で帰れるものを。
 それで、私は形式的な残業規制に反対である。仕事に無駄はないか、不必要に仕事を作り出していない か、本来の業務に属しないものはないか、増員しか考えられないのに放置してないか等、仕事の内容面から点検し、問題を解消し、おのずと残業が少なくなるのが本来の在り方である。