昨日は、小学生4・5・6年生を対象とした「活動体験教室」にボランティアとして参加してきました。

 

 この事業は、子どもたちに「防災」について学び、考えることをテーマとして開催されるもので、昨日は第1回目・・・「遠賀川を知ろう」をテーマとして、遠賀町の災害で一番に懸念されるのが水害ですが、身近な遠賀川をいろいろな角度から見ることから始めました。

 

 まずは、遠賀川遠賀川流域の自然や歴史が学べる遠賀川水辺館に行き、カヌー体験、生き物観察、野鳥観察を行いました。

 

 カヌー体験体験では、水辺館の横を流れている彦山川でカヌーに乗ったのですが、子どもたちの「上手さ」にはびっくり・・・初めてカヌーに乗る子も多かったのですがスイスイ。一方、私といえば・・・ずっと昔、カヌーに乗った経験があると豪語したため、こどもたちの「見守り」と「写真撮影」の役割を与えられたのですが、「チン」しないよう、艇の安定を保つこと、パドルを操ることに精一杯。子どもたちに気を配るどころではありません。苦労しました。

 

          

 

 カヌーのあとは、水辺館内のビオトープで生き物観察。いろいろな生き物を見つけました。

 

          

 

 お昼からは、国土交通省とNPO法人直方まちづくりの方から防災についての話を聞き、災害の現状や避難することについてを考えました。

 

 その後、お隣の国土交通省遠賀川河川事務所に行き、遠賀川のライブカメラのモニターを見学し、国土交通省の職員さんから遠賀川についての説明をしていただきました。

 

          

 

          

 

 酷暑の中のまる一日の学習会でしたが、子どもたちの「防災」に対する「真摯な」姿勢には驚いてしまいました。また、「防災」についての知識の豊富さにも感心。

 

 常日頃、私は、災害時子どもたちには、「支援される側ではなく、支援する側になってほしい」との期待があります。このような思いから、毎年、町内の学童で防災についての話をしています。この夏休みには、南学童と北学童で、防災についての話をするのですが、子どもたちが真剣に話を聞き、考えてくれる姿勢にはいつも感動しています。

 

 昨日の子どもたちのすばらしい状況を考えると、学童での防災教室・・・冷や汗ものになるかも・・・