現在55歳、今年56歳になります。
腎癌が転移した10年前、想像する事ができなかった歳に到達、この10年の経験上、感性ってとても大切だと思う事が多くなりました。
43歳で腎癌に罹患。手術で寛解し経過観察も2年後に肺多発転移でステージ4、当時45歳でした。
肺の多発転移を手術で寛解するも、遠隔転移のために本当の寛解は厳しいし、直ぐに再発すると思う、と複数の医師から言われてうつ状態に。
その時に思ったのは、あと3年、できれば5年で50歳、10年生きられたら(55歳)、、、それ以上は想像する事すら出来ませんでした。
その後、医師の見立て通り、再再発。手術した場所での再発の為に手術不可で、オプジーボで治療を開始。PR以上の効果で、かつある程度継続を期待して始めましたが、現状維持のSDから、徐々に増悪な感じになって3年弱でカボメティクスに変薬し現在に至ります。
しかし、10年前の45歳の時、想像すら出来なかった55歳になり、ここ迄来たら、還暦も目指せそうな感じで有り難い限り。
改めて、この12年間闘病を続けて来てとても感じるのは、考える事と感じる事が両方大切ではないか、と言う事です。
最初の頃は、癌の情報を集める為に本を読みまくり、どうやって医師が治らないという病気に立ち向かうのか?と考える事ばかりでした。しかし、闘病を続けていくうちに、段々と、エビデンスはないけど、なんか良いかも?なんか行けそう?みたいな自分の感性、感覚みたいな物がとても役立つな、と感じる事が多くなりました。
感覚は個人が感じる事なので、証明したり、他人に伝えたりするのは難しいとも思いますが。
個人的には、感性を磨いて、還暦を目指す、こんな感じか良いのかな?と。
その為にも、色んな事に触れて、感じる事で、感性を磨いて行こうかと思います。水に力を感じるので、水辺に行くのも良さそうです。

