人生は紙一重 | 世直しオヤジの勝手に言わせろ!!

人生は紙一重

被害者はいつでも加害者になりうる可能性がある。         どんなに自分を律していても、向こうから不幸がやって来ないとは限らない。



例えば街を歩いていて、オヤジ狩りにあなたが遭遇したとしよう。  

5人の相手に囲まれ路地裏に連れていかれ、ナイフを突き付けられて「金を出せ!」と脅されたとする。 

その時、あなたはたまたま持ち合わせがなく「いま、お金を持ってない」と言った途端に、相手がナイフで襲いかかって来る可能性がある。



その時、あなたは黙って刺される?

多分、死にたくないから必死に防衛するだろう。



恐怖心のあまりへたりこむ。相手は更にナイフを上からあなたに突きさそうとした、その瞬間。     

あなたは咄嗟に掴んだ拳ぐらいの大きさの石で相手の側頭部を殴りつけた。              無我夢中だった…

気がつくと相手は頭から血を流し、目の前で倒れこんでいる。



ピクリとも動かない。



まわりの奴等は警察沙汰になるのを恐れ、そこにはもういない。



あなたは、果してこの状況で救急車を呼ぶ事ができるだろうか?



それとも、その場から逃げるのだろうか?



これは架空の話ではあるが、あながち可能性のない出来事ではない。



車を法定速度を守って運転していても、相手がいきなり飛込んできたら前方不注意とみなされてしまう。



では、どうしたらいいのか?



考え方を変える事だ。



そんな事絶対にあり得ないと思っている人がいたとしたら、現実にこういう事件が起こった時にパニックになる。



そういう人ほど異常な行動をとり、深みに嵌まる。



人生は紙一重だ!

何が起きても不思議はない。



そうやって考えることが、自分や相手の生死にかかわってくる。



不幸という悪魔はスキのある人にやって来る。



車の運転も両サイドを意識しながら運転すると、コンマ何秒か変わる。

街を歩いていても何かを狙っている人間は目付きでわかる。



工事中のビルの前では必ず一度上を見る。



後ろから人の気配がしたら、チラッとだけ見ておく。

これを読んでいてあほらしいと思うかもしれないが、慣れればそう難しいことではない。

俺はそうやってこれからも生きて行く。