今年の夏の甲子園。智弁学園同士の対決という珍しい決勝戦でした。

 

両方とも智弁なので、自分の中で、智弁和歌山を智和(ちわ)と勝手に略して呼んでいたら、チワワを想起したのか急にかわいらしい存在に思えてきました笑。優勝おめでとうございます。

 

ちなみに、私が高校生だった時から智弁和歌山は進学校でありながら野球の強豪校でもありました。東大の駒場時代のクラスメートにも智弁和歌山出身者がいました。

 

今も進学校としての進学実績は良いのだろうか?という興味から、智弁和歌山のウェブを見てみました。

 

驚いたことに、智弁和歌山小学校からの12年間一貫コースの80名に絞った大学進学実績も載せていました。これはかなり珍しいのではないでしょうか?

 

 

私立小学校でその後の大学進学実績まで載せているケースは初めてみました。

 

東京の私立小学校の名門の多くが、系列中学をもたないケースや、あったとしてもエスカレータ式の大学付属校であることも多いため、12年一貫教育で大学受験に挑むパターンが少ないのも要因としてあるかもしれません。

 

関東だと、埼玉の栄東に付属するさとえ学園小学校や、茨城の江戸川取手小学校などは、12年一貫教育で大学受験に挑むパターンかと思います。

 

12年一貫教育の成果としての大学合格実績の開示は今後も他校にも広がるでしょうか。注目してみたいと思います。

 

ちなみに、智弁和歌山の校章のCのマークと、広島のカープのマークと中央大学のマークがどれも似ていて混乱します。智弁から中大に進み、カープに入団した選手がいたらずっと同じようなマークですね。