切れました。

 

あ、ネタが切れましたという意味です。

 

何かに怒り狂ったわけではありません。

 

今日は朝から書くネタが切れてしまったので、散歩に出かけました(作家気取りか!)

 

自分はこれから何をブログに書いて生きていけば良いのだろうか?

 

そんなことを思索しながら歩き続けて、気づけば知らない街にたどり着いていました。

不思議と、不安を感じるというよりは、どこか懐かしいようなうれしい気分でした。

 

さて、無事帰還できたわけですが笑。

 

毎日ブログを書くという目標設定自体は、自分で自分に勝手に課しているものですので、別に書かなくてもいいわけですが、一度書かなくなるともう書けなくなる気がして、日課として続けようと決めています。

 

何かを書かなければいけない、というプレッシャーや、どうしても筆が進まないみたいなときもあるので、苦しいというか、どうしよう?あれ、時間だけが過ぎていくみたいなこともあります。

 

そうした一見無駄に見える時間も、かっこよく言えば、生みの苦しみ、創発に向けた葛藤なのかもしれません。

 

サザエさんに出てくる伊佐坂先生も創作に行き詰まり、よく散歩に出かけ、出版社で先生を担当するノリスケを困らせていると思うのですが、散歩という行為は意外と奥が深いのではないかと思うのです。

 

創造力は移動距離に比例する、みたいな話を聞いたことがあります。

 

また、多様で新規性のある移動が幸福をもたらす、という研究結果もあるようです。

 

 

原始の時代から人間の脳はそれほど変わっていない部分も多いとも言われますが、狩猟採集の時代においては発達した脳の報酬系が今も引き継がれているのかもしれません。

 

多様な移動パターンをもって新規の地を開拓できる方が、食べ物を獲得できる可能性が高かったはずなので、そういった遺伝子が生き残りやすかったのだと考えると、現代の人も同様に、移動によって快楽を感じられるというのは納得できる気がします。

 

旅行ができなくなっている今、多様で新規性のある移動をどう確保するかは、身近なところで普段歩いたことがない道を歩いてみるなどのちょっとした工夫でできることなのかもしれません。

 

この記事を読んで、道で迷子になったという苦情は一切受け付けておりません笑