東京のコロナ感染者数が過去最多を記録しました。

経済の自粛へのプレッシャーがまた高まってきています。

 

感染の第一波からの企業業績悪化のニュースもこれからでしょう。店舗型のビジネスも法人契約だと6か月前解約が通常ですので、4月5月の緊急事態宣言時に解約通知して9月や10月で閉店という業態も多いのではないでしょうか。なので10月以降さらにもろもろの経済指標がさらに悪化する可能性があると思っています。

 

そこに来ての第二波。

コロナはこれまで行き過ぎたものを是正するかのごとく作用しています。

過剰品質とも言えたかもしれないサービス業の変容、東京への一極集中の是正、中学受験の過熱ぶりの緩和もその一つかもしれません。

 

いやいや、サピックスも生徒数増えていて、満席で大混雑ですよ、と。

この瞬間のスナップショットはそうだとしても、この手の変化はじわじわとゆっくりとでも確実に進むものなので、数年のスパンで見れば、ここが変曲点だったとなる可能性もあります。

 

我が家では、どちらに転んでも良いように構えているつもりです。中学受験の勉強に入れ込んだ先には撤退の判断がしにくくなる(埋没コストの観点で)わけですが、そうならないように、柔軟に撤退シナリオも考えています。

 

私自身は引き続きリモートワーク中心でほぼ在宅にて仕事ができていますが、感染リスクの足音を感じます。娘の小学校は大丈夫か?塾は大丈夫か?習い事は減らしましたが、いくつかたまにまだ行っていますし。

 

コロナ禍においてリモート中心で仕事もできているので、何度か東京を離れることも頭をよぎりました。実際に、関東近辺の郊外のリサーチもしています。引っ越すとしたらどこかな?と。夫婦ともに実家が関東圏なので関東近辺からは離れにくいのですが。

 

いくつか候補地は見つかったのですが、今段階ではリサーチをしておいて、いつでもその時が来たら慌てずに移動できるように下調べしている状態です。有力な候補地の一つは、田舎でありながら共学の進学校が複数存在する地域です。

 

その観点でも、志望校は柔軟にあまり早い段階で固執しないようにしています。娘とのコミュニケーションにおいても、いろんな可能性があることを示唆するようにしています。

 

ちなみに、その疎開のタイミングのトリガーは何か?と言うと、

首都直下地震、富士山の噴火、その他の地政学リスク(具体的には書きませんが国際的な国家間衝突の類)のいずれかの前兆が見られて、リスクが高まったタイミングです。

 

2024年までに上記いずれかが来る可能性は低いわけですが、あり得ないほど低すぎるわけではないと思っています。

 

自分の思い込みや固定観念、楽観的な推測で判断を間違えないように、親としても経済、社会の行方についても勉強し続けないといけないなと思います。下記の2冊は私の周りでも読んでいる人が多かったです。2冊目の方は否定的なレビューもありますが、実際に読んでみると悪い本ではありません。本質や真実とは、一定、誰かを怒らせる類のものであるのかもしれません。