15日に初会合が開れた厚生労働省の「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」では、
人材確保も議題となり、委員からは、ケアマネジャー不足の深刻化を訴える声が続出しており、
解消に向け、処遇改善の実現や業務範囲の明確化、資格を生かしていない「潜在ケアマネ」
の活用を求める意見が出たらしい。
この問題、とある医療職の問題に似てないか?
まだその医療職の方は更新もないし、勉強会は頻繁にあるだろうが、働ける職場はえり好み
しなけりゃ選び放題。
検討会の委員は何をやらせたいんですか?何をしたいんですか?って問いたい。
ケアマネを確保?そんなもん、まったく役にたたない更新研修の全面廃止、給与水準を
上げて頑張る意欲を引き出さんと単なるボランティア精神で何とかなると思ってるのなら、
ここの検討会の委員全員アホだらけ、小学校からやり直した方がええで。
さすらいさんが言いたいのは、そもそもの話としてなぜケアマネをやらないのか、やりたくない
のかを考えろってことなんだよな。
しょーもない役に何にもたっていない研修や、ケアマネ業務とは関係ないことまでやらざるを
得ない社会環境、処遇・待遇は悪い、何でもかんでもケアマネケアマネとケアマネに責任転嫁、
させたがる行政や家族、連携などという聞こえのいい言葉の元にその連携のためにあちこちに
調整に走らされる身にもなってみろ!
こんな状態、こんな環境で「わたしケアマネやります!」って手を挙げるヤツがいるのかって。
我々だって霞食って生きてるわけじゃない、人間だもの。
何度も言うようだが、ケアマネの業務自体が負担であり、生活を支えていくには到底十分とは
言えない賃金や労働条件。そして過酷な労働環境。だからケアマネ増えないんだよ。
むしろ早く引退したいんだよ。
それで、「一定程度、ルーティン化できるケアマネジメントを業務範囲とする『準ケアマネ』
といえる資格を創設し、学士卒からその資格を取れるようにすることも検討してもよいのでは」
だとよ。ちゃんちゃらオカシイぜ。
とりあえず資格付与すりゃいいだろって安直に考えてる人間が大学教授だとよ。
日本の高等教育も崩壊するわな。現場の人間にアンケート取ってみろよ。
このブログに書かれてることが問題事項として挙がってくるからさ。