本来の「毛根」とは「成長期」に髪を作り続る部分です。
そして「毛根鞘」にしても「毛根」にしても
「抜けたら終わり」ではなく、その更に奥にある
・毛母細胞(細胞分裂によって髪を作る)
・毛乳頭細胞(発毛の指示を出す)
この2つが生きている限りは、また髪は生えてきます。
しかしながら、毛根、毛幹、毛根鞘
これらを作ることが出来る回数には限度があり
抜ければ抜けるほど「終わり」が近づくことになります。
やはり
「抜けない」
「できるだけ長く生えていてもらう」
いうことが、毛髪量を保つために必要なのです。
しかし「毛根鞘」にしても「毛根」にしても
「抜けないための強さ」と言える要素は少なく
その分を補うためには、やはり「頭皮」が持つ力が
非常に大きな役割を果たすことになります。
「抜けない」のではなく「抜けさせない」と考えた際
頭皮を強く・健康に保つことが重要です。
ここで言う「強い」「健康」ということは「柔らかい」ということであり
「堅い頭皮」が、薄毛を招くことは広く知られています。
「堅い頭皮」は、血流を滞らせ「酸素」「栄養素」といった
髪に必要な栄養を、スムーズに供給出来なくなります。
つまり、1本1本を「弱らせる」ことになります。
それに加え「根を張りにくい土壌」でもあり
「毛根鞘」による「固定」も難しくなります。
このことから
「薄毛を防ぐために抜け毛を減らす」
そのためには
「頭皮を柔らかくする」
ということが、最も重要であるとも考えられます。