逸見猶吉の悲惨な最期 詩人逸見猶吉は、中国の長春で、 結核と栄養失調で悲惨な最期を遂げた。 1946年のことだ。 本当は、日本に帰りたかったのだろう。 ちなみに、家族も悲惨な最期を遂げた。 それは悲しい。 でも、ウルトラマリンの詩を残したことで、 彼の詩人としての名前は残った。 39年の人生は短いものであったが、 その人生は濃厚なものであった。 それは忘れてはならない。