こんにちは。hagechipです。
お久しぶりですw
ゴールデンウィークもとっくに終わりましたが、
まだまだ休み気分が抜けていません。
まぁ毎日休みなわけですが^^;
いわゆる5月病の状態にあります。。。
まだ読んでいない方はこちらを先に読んで下さい。
最低「ブログの内容」と「想定読者と読み方」のところは。。。
想像してた内容と全く違った。
なんていう残念な時間の浪費を多少は防止することができます。
さて、今回もRaspberryPi3を使うための準備を進めていきます。
前回まででモノの用意、MicroSDの準備が完了しました。
今回はRaspberryPiのセットアップ、OSインストール、基本設定です。
今回でRaspberryPiの準備は終わりになる予定です。
(センサ使用のための準備は残ります・・・)
目次
RaspberryPiのセットアップ
ここではRaspberryPiのハードウエア接続を行っていきます。
モノはRaspberryPi使用の準備①で簡単に紹介しています。
では早速バシバシ繋いでいきます。
RaspberryPiは電源を接続すると自動的に起動します。
中途半端に周辺機器が接続された状態で起動してしまうと
あまりよくないので、電源の接続は最後に行うようにしましょう。
図のようにMicroSD、USBキーボード、USBマウス、
HDMIケーブルを接続します。
私はUnifyingという、USB一つで複数台のキーボード、
マウスを無線接続できる機器を使用しているので、
RaspberryPiに接続しているUSBは一つになっています。
また、有線でネットワーク接続を行う場合は、
LANケーブルも接続しておきましょう。
裏面はこんな感じ。
最後に電源を接続してみましょう!
勝手に起動して、ディスプレイに画面が表示されるはずです!
OSインストール
電源を接続してしばらく待つと
このような画面が表示されると思います。
なにやら危険そうなメッセージが表示されています。。。
OSをネットワーク経由でインストールするため、
ネットワーク接続が必須になります。
無線ネットワーク設定がされていないため、
"Close"ボタンを押して設定をしろというメッセージですね。
設定は通常のPCなどでの設定とほぼ同じで、
接続先のSSIDを選択し、パスワードを入力して完了です。
簡単!(でしたよね?)
プライバシー保護の画像編集が面倒なのと、
編集するとほぼ情報が残らないため設定画像は割愛します。
ネットワークに接続されるとインストールメニューが表示されます。
まだインストールはせずに、先に画面下の言語設定から
日本語を設定します。
Languageから日本語を選択すると表示が日本語になり、
Keybordもjpに変わったと思います。
それではOSインストールを進めます。
ここではRaspbian Jessie with PIXELというOSをインストールします。
Raspbianについては文末に簡単に記載します。
Raspbian Jessie with PIXELの左の四角をクリックして
チェックを入れ、"インストール"ボタンを押します。
なんだか物々しい警告文が出てきますが、
Raspbianをインストールするために事前にコピーした
NOOBSのファイルを削除しますということです。
NOOBSはもう不要なので削除してもらえるのはありがたいですね。
"はい"ボタンを押します。
"はい"ボタンを押すとインストールが始まります。
なんだか楽しそうな紹介画面が表示されていますね。
英語を読む気にならないので全スルー(笑)
かかる時間は、私は途中で席を外したのでわかりませんが
30分~1時間程度だと思います。
インストールが完了するとその旨メッセージが表示されます。
そしてOKボタンを押すと下のような画面が表示され・・・
起動しました!デスクトップが表示されました!
きれいな絵ですね(*´∀`*)初回起動時は英語ですが、
一度再起動すると日本語表示に変わります。
それも含めて次の章で設定をしていきます。
基本設定
OSのインストール前に日本語を設定しましたが、
あくまでも日本語表示にしただけで、時間はロンドン時間だったり、
日本語入力はできないままだったりします。
最後にこれらの基本的な設定をしていきます。
最新状態へ更新する
まずはすでにインストールされているファームウエア、
ソフトウエアを最新の状態に更新します。
セキュリティ問題はソフトウエアを最新の状態にすれば
防げるものがほとんどです。
起動時は毎回この作業を実施することを推奨します。
まずはタスクバーのアイコンをクリックしてターミナルを開きます。
(スタート-アクセサリ-LXTerminalからも開けます)
ターミナルの起動画面
下のように打ち込み、それぞれEnterを押して実行します。
①sudo rpi-update
ファームウェアの更新
②sudo apt-get update
パッケージリストの取得
③sudo apt-get upgrade
パッケージの更新
実行前のような緑字の"pi@raspberry~"が表示されれば完了で、
次の操作に進むことができます。
更新の量にもよりますがそれぞれ10~30分程度かかります。
また、②の途中で追加の容量チェックが入ることがあります。
その場合は"Y"を入力して先に進めましょう。
再起動する
ここで再起動をしておきましょう。
スタート-shutdownからRebootを選択するか、
ターミナルで
sudo shutdown -r now
と入力すると再起動ができます。
(ターミナルでsudo shutdown nowと入力すればシャットダウン)
シャットダウンした場合は電源を一度抜いて、
再度差し込めば起動します。
電源を抜くときは、RaspberryPiの緑の電源ランプが
点滅しなくなってから抜きましょう。
以降は実施しなくても問題はない設定です。
必要だと思うものを実施してください。
基本設定をする
ここではパスワード変更、タイムゾーンの設定を行います。
スタート-設定-Raspberry Piの設定 から設定画面を開きます。
設定画面が開きます。
ホスト名やパスワードを変更しましょう。
全員共通のため、変更をおすすめしますが、
外で使用することがない場合は設定しなくてもいいかもしれません。
※ホスト名とユーザー名は異なります。
ホスト名はネットワーク越しに見た時のPC自体の名称です。
ユーザー名は実際に使用するときにログインするIDです。
初期パスワードはraspberryです。
自動ログインをoffにすれば多少はセキュリティも向上するはず。
※自動ログインをoffにすると次回起動時からパスワード入力を
要求されるようになります。
ですが、実際は電力不足や瞬断による電源オフに備えて、
自動ログイン自動実行の環境にするはず。
セキュリティ結構危ない気がしてきたなぁ。。。
まぁ実用段階で調べます。
次にタイムゾーンの設定です。
設定画面の"ローカライゼーション"タブ - タイムゾーンの設定を
押すと、タイムゾーンウインドウが表示されます。
地域からJapanを選択しましょう。
OKボタンをクリックしてデスクトップ画面に戻ると、
タスクバー端の時計の時間が正しい時間になっていると思います。
日本語入力を可能にする
ここでは日本語入力を行えるようにしていきます。
ibus-mozcというソフトウエアをインストールします。
ソフトウエアのインストールは全てターミナルから行います。
タスクバーのアイコンをクリックしてターミナルを開きます。
次のコマンドを入力して、ibus-mozcをインストールします。
sudo apt-get install ibus-mozc -y
ソフトウエアの更新同様、緑文字が出てきたらインストール完了です。
インストールが完了したら再起動を実施してください。
これで日本語入力ができるようになったはずです。
早速テキストエディタで試してみましょう。
テキストエディタは スタート- アクセサリの中にあります。
入力の際、ツールバーのアイコンから、ibusが設定されていることを
確認してください。
"JP"などとなっている場合はアイコンをクリックして、
"日本語 - Mozc"を選択しましょう。
windows同様、半角/全角キーで入力方法の変更ができ、
日本語入力ができるようになりました。
思った以上に長丁場となりましたが、ここまでで基本設定は終了です。
お疲れ様でした。
次回はRaspberryPiに土壌センサを接続して、土壌湿度計測を
行っていきたいと思います。
Raspbianについて
LiteはCUI(デスクトップがない)環境です。
WindowsやMacintoshを使用してきた人はwith PIXELにするのが
無難です。