【エンゲルベルト・フンパーディンク/20】
さてその二曲に挟まれて四曲目にもう一曲ブルース・ロバーツ作品が収録されているのでお約束通りに今回はこの曲についてのご紹介を。
〇『君去りしあとに(I Don't Break Easily)』
ブルース・ロバーツの名もAORファンにはおなじみであろう。
大学卒業後に音楽の世界に飛び込み、当初は舞台経験もあったようだがその作曲センスを買われ、ワーナーのスタッフライターとしての活動をスタートさせた。
グラディス・ナイト、リタ・クーリッジ、モーメンツといったアーティストに楽曲を提供していき、バーブラ・ストライザンドの『メーン・イベント』(同名映画の主題歌)が大ヒットしたことで更に引っ張りだこになった。
そしてキャロル・ベイヤー・セイガーとのコンビでの活動を続けていったのである。
自身のオリジナルアルバムは長年のキャリアの中でわずか三枚しかリリースしていないのだが、そのいずれもがAORファンには高評価を以って迎えられている。
この曲はそんな彼のファーストアルバム(77年リリース)からの選曲であるのだが、こちらもプロデューサーの一人であるゲイリー・クラインの薦めらしい。
というのは、ゲイリーがプロデュースしたバーブラのアルバム『ソングバード』でカバーされていたからなのである。
いかにもアメリカンポップスらしいテイストの曲だが、エンゲルは力むことなく、ナチュラルな歌唱を聴かせてくれる。
~続く
〇『君去りしあとに(I Don't Break Easily)』
ブルース・ロバーツの名もAORファンにはおなじみであろう。
大学卒業後に音楽の世界に飛び込み、当初は舞台経験もあったようだがその作曲センスを買われ、ワーナーのスタッフライターとしての活動をスタートさせた。
グラディス・ナイト、リタ・クーリッジ、モーメンツといったアーティストに楽曲を提供していき、バーブラ・ストライザンドの『メーン・イベント』(同名映画の主題歌)が大ヒットしたことで更に引っ張りだこになった。
そしてキャロル・ベイヤー・セイガーとのコンビでの活動を続けていったのである。
自身のオリジナルアルバムは長年のキャリアの中でわずか三枚しかリリースしていないのだが、そのいずれもがAORファンには高評価を以って迎えられている。
この曲はそんな彼のファーストアルバム(77年リリース)からの選曲であるのだが、こちらもプロデューサーの一人であるゲイリー・クラインの薦めらしい。
というのは、ゲイリーがプロデュースしたバーブラのアルバム『ソングバード』でカバーされていたからなのである。
いかにもアメリカンポップスらしいテイストの曲だが、エンゲルは力むことなく、ナチュラルな歌唱を聴かせてくれる。
~続く