【エンゲルベルト・フンパーディンク/16】 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【エンゲルベルト・フンパーディンク/16】

この他にも目移りするばかりのセッションメンバーが参加している。

もちろん曲により異なるのだが、ジェフ・ポーカロ,エド・グリーン(ドラムス)、デヴィッド・ハンゲイト,デニス・ベルフィールド(ベース)、ジェイ・ワインディング,ビル・マイヤーズ(キーボード)といった豪華なメンツである。

更に、バックボーカルに当時は〈ペイジス〉として活動していたリチャード・ペイジとスティーヴ・ジョージの名もある。

言うまでもなく、この後に〈Mr.ミスター〉を結成して大ブレイクを果たす二人である。

またやはり一部の曲のバックボーカルを務めているトム・ケリーもAORファンにはおなじみの名前であろう。

ダン・フォーゲルバークのツアーメンバーから身を起こし、自らのグループ〈フールズ・ゴールド〉~〈I-Ten〉を結成して活動。特に後者のパートナー、ビリー・スタインバーグと共に世に送り出した楽曲といえば、『ライク・ア・ヴァージン』(マドンナ)、『トゥルー・カラーズ』(シンディ・ローパー)、『すてきなSomebody』(ホイットニー・ヒューストン)等。

何故か女性ボーカリストのヒットが多いのであるが(笑)

ただこのコンビの作品は入っていないので念のため。

さて随分と前置きが長くなってしまい申し訳ないが、楽曲提供のライター陣も当時のキーマン的な顔ぶれであるので併せてご紹介していく。

~続く