【アナログジャケットギャラリー/ビー・ジーズ9。】
〇『ミスター・ナチュラル(Mr. Natural)』
さて前回ご紹介した『ひとりぼっちの夏』以降はシングルをほぼリアルタイム購入しているのでしばらくは時系列順でご紹介していくことになる。
『希望の夜明け』『ひとりぼっちの夏』共にセルフプロデュースで意欲的に取り組んだ作品ではあったがチャート的には中ないし小ヒットにとどまってしまった。
翌74年にはロバート・スティッグウッドの尽力により、当時メキメキと頭角を現していたアリフ・マーディンをプロデューサーとして迎えることとなった。
当時はそうも感じなかったのだが、今振り返ってみると彼らのサウンドが少しずつ変わっていく過程を読み取ることが出来る。
まずこの年の一作目『ミスター・ナチュラル』はリズミカルな仕上がりで耳なじみのよい作品になっている。
チャート的には中ヒットだったが、次に期待を持たせるものだった。
~続く